佐藤ミケーラとモトーラ世理奈が姉妹に、「愛しのダディー殺害計画」限定上映

佐藤ミケーラとモトーラ世理奈がダブル主演を務める「愛しのダディー殺害計画」が、12月11日より東京・WHITE CINE QUINTO（ホワイト シネクイント）で1週間限定上映される。

本作は長久允の「そうして私たちはプールに金魚を、」などに続いて、次世代の監督を発掘するスカラシッププロジェクト「第3回MOON CINEMA PROJECT」でグランプリを受賞した短編映画。「再婚をしたい」と言い出した愛する父親に対し、殺害計画を企てる姉妹マリとエマの姿が描かれる。佐藤がマリ、モトーラがエマを演じ、岡慶悟が父親役、細川佳央が姉妹の幼なじみ・照美役で出演。そのほか矢野陽子、四篠久美子、久保田芳之、川上史津子、齋田吾朗、濱田龍司、羽柴真希、河野ひかり、添野豪、添野芳夏、クロエ潤、大友陽葵、車谷星奈、Zac Mehdid、JC、福地諒がキャストに名を連ねた。

あわせてYouTubeでは予告編も公開。本作で劇場デビューを果たした監督のイリエナナコは「この短編は、“変わっていくこと、失うこと”についての物語。きっと今年はたくさんの人にとって、変化や喪失、その先を考える時間だったはず。今この作品を届けることができるようになったのにも、何か良い意味があったら嬉しいです」とコメントした。

「愛しのダディー殺害計画」は12月下旬より京都・アップリンク京都でも上映される。

イリエナナコ コメント

完成は2年前の夏でした。今世界は大変なことになってしまったけれど、こうして公開できることになったのは本当に幸福なことです。この短編は、“変わっていくこと、失うこと”についての物語。きっと今年はたくさんの人にとって、変化や喪失、その先を考える時間だったはず。今この作品を届けることができるようになったのにも、何か良い意味があったら嬉しいです。