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本作は特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」の最終回後を舞台に、普通の高校生に戻った登場人物たちの姿を描いたスピンオフVシネマ。主人公・明光院景都 / 仮面ライダーゲイツ役の押田は「レジェンド(ライダー)の皆さんにとってはウォッチを渡すときが“卒業式”になりますよね。仮面ライダー鎧武の佐野岳さんからそういう話をしてもらって、重みを感じましたし、平成を締めくくる仮面ライダーにふさわしい役者になれたらいいなと思って芝居しました」と語る。しかし奥野から「その話してもらったの俺だけどね!」と暴露され、恥ずかしそうに「今の話を(佐野から)聞いたのは奥野壮です!」と正直に打ち明けた。
常磐ソウゴ / 仮面ライダージオウ役の奥野は「本編(ドラマ版)とは別物だと思っているので、新たなゲイツの姿が観られました」と本作ならではの魅力に言及する。また「監督からは『戦士であった頃を忘れろ』と言われて。ソウゴの根っこの部分は残しつつ、歴戦のソウゴからいったん離れて演じることを意識しました」と振り返り、諸田も「シンプルに高校生の物語を撮ろうとしたから。でもたまに前の役の感じがでちゃうこともあって。『高校生だよ!』って、現場ではそれしか言ってなかった(笑)」と演出もシンプルであったことを明かす。
イベントでは「続編を作るなら?」という話で盛り上がる場面も。奥野が「ゲイツとツクヨミのダブル主演で“未来編”を観たい」と提案すると、共演者たちは「それいいね!」と賛同。板垣は「タイムジャッカーにも謎が多かったから、そこを掘り下げる話も気になる」と述べる。押田は「スウォルツは体育教師っていう説があったよね? 非公式だけど。あれやりたいです」と声を弾ませ、一方でスウォルツ役の兼崎は「恋愛が今後どうなるのか。誰と誰が結ばれるか、ちょっと濃いギトギトしたやつをやりたいですね」と答える。劇中で三角関係を繰り広げる押田も「僕はやりたいですけどね!」と意欲を見せるが、大幡と紺野が2人して口ごもる様子を見て、切なげに「やりたいって言って!」と嘆いた。
最後に押田が「これからも何回も観て、『ジオウ』を忘れないでいてくれたらうれしいです!」とファンに呼びかけ、イベントの幕を引いた。「仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ」は期間限定上映されたのち、4月22日にBlu-ray / DVDがリリースされる。劇場先行販売版は本日2月28日に発売。
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「ゲイツ」続編作るなら?押田岳が“恋愛もの”に意欲、奥野壮は未来編を希望(写真17枚) https://t.co/4B4eAIW7uH