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長澤まさみがブルーリボン賞授賞式で出演作のさらなる続編に期待、中井貴一は父回想

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第62回ブルーリボン賞の授賞式に出席した長澤まさみ。

第62回ブルーリボン賞の授賞式に出席した長澤まさみ。

第62回ブルーリボン賞の授賞式が2月18日に東京・イイノホールで行われ、主演女優賞と主演男優賞をそれぞれ獲得した長澤まさみ中井貴一が登壇した。

まず「コンフィデンスマンJP」で詐欺師ダー子を演じた長澤がステージへ上がる。自身の役柄について「彼女は彼女なりの信念を持っていて、自分が見たものや感じたことをもとに突き進んでいくキャラクター。演じるたびにその姿に勇気付けられますし、彼女のように信念を持って生きていけたらと思わされます」と話し、思い入れの深さを垣間見せた。また「ドラマから始まり、『コンフィデンスマンJP』の世界にどれだけ長くいるんだろうと。とてもうれしく楽しい、幸せな時間です」とも述べる。

ドラマも映画もすべて観ていると話した司会の門脇麦が「長澤さんはデビュー20周年ということですが、今後の抱負は?」と投げかけると、「この作品が本当に大好きなので、まだまだこの世界が続いたらいいなと思っています」と意気込みを見せた。

続いて「記憶にございません!」で総理大臣・黒田啓介に扮した中井が壇上へ。中井は自身の父・佐田啓二が第7回ブルーリボン賞で主演男優賞を手にした際のエピソードを挙げ、「親父は授賞式のスピーチで『次は助演男優賞をいただける俳優になって戻ってまいります』と話したそうです。そしたらお袋が『何キザなことを言ってるんだ。みんな主演男優賞を欲しいと思っているのに』と言ったそうで」と述懐。「でも親父は『主演男優賞というのは監督、脚本家、スタッフ、助演やすべてのキャストによって獲らせてもらう賞なんだ』と返したそうです。『でも助演男優賞は自分で獲りにいく賞。俺は、次はそういう賞をもらえる俳優になりたいと思って言ったんだ』と。これは親父が30歳のときの話です」と現在58歳の中井はしみじみと語る。そして「この言葉を借りれば、監督はじめ多くの制作スタッフやキャストに支えられてこの賞をいただくことができたんだと思っています」と続けた。

またデジタル化が進む社会でも役者の仕事は変わらないと話し、「グリーンバックの前で撮っていたとしても、役者の商売は人間の感情を表現すること。それはあと100年経っても変わることはないし、最後まで残るアナログな商売はもしかしたら俳優なのではと思っています」とコメント。「この先も人間の感情をきちんと表現できる俳優になれるよう努力してまいります」と気を引き締めた。

次回の授賞式では長澤とともに司会を務めることが決定しているため、「最初から司会の様子にばかり目がいって……」と笑った中井。今回の司会者・舘ひろしが門脇の振りで眼鏡型拡大鏡をかけて爆笑を起こしたシーンに触れ、「舘さんは飛び道具があるから!(笑)来年眼鏡を貸してください」と舘におねだりする一幕も。舘は満面の笑みで「差し上げますから」と中井の肩をたたいていた。

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