日本人キャストによる舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」が、2022年夏に東京・TBS赤坂ACTシアターで上演されることがわかった。
本作はJ・K・ローリングによる小説「ハリー・ポッター」シリーズの最終巻「死の秘宝」の19年後を描いた物語。3人の子を持つ父親になったハリー・ポッターが次男のアルバスとともに、いまだ存在していた暗黒の世界に直面するさまが描かれる。
英ロンドン、米ニューヨークなどでロングラン中の本公演が、アジア圏で上演されるのは初めて。ローリングに加え、「ワンダー 君は太陽」「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり」の脚本で知られるジャック・ソーン、舞台版「ONCE ダブリンの街角で」の演出家としてトニー賞に輝いたジョン・ティファニーが物語を考案した。そしてソーンが戯曲を書き上げ、ティファニーが演出を担当する。
TBSの開局70周年を記念した日本版の制作はホリプロが担当。公演に先立ち、TBS赤坂ACTシアターは2021年より大規模な改修を開始し、「ハリー・ポッター」専用の劇場として生まれ変わる予定だ。上演は無制限のロングラン形式となる。
日本人キャストの発表は続報を待とう。プロデューサーを務めるソニア・フリードマンとコリン・カレンダー、TBS社長の佐々木卓、ホリプロ社長の堀義貴、アンバサダー・シアター・グループ代表であるマーク・コーネルのコメントは下記に掲載した。
TBS & HORIPRO present 舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」
2022年夏~ 東京都 TBS赤坂ACTシアター
ソニア・フリードマン、コリン・カレンダー コメント
東京は刺激と活気に満ちあふれた街です。そして日本には、ハリー・ポッターの世界を心底愛してくださる世界でも有数の熱烈なファンがいます。ですから、数々の演劇賞を獲得した華やかでスリリングな舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」を、2022年に東京のTBS赤坂ACTシアターで上演できることは、これ以上ない喜びです。ホリプロの堀社長、TBSの佐々木社長、そしてパートナーであるATGとともに、皆様に魔法をお届けできることを、今から楽しみにしています。
佐々木卓 コメント
「ハリー・ポッターと呪いの子」を、TBS開局70周年記念公演として上演出来ること、大変光栄に思っております。世界各地でも大きな成功をおさめている作品の日本上陸ということで、日本にいる数百万人のファンも、大変喜んでくれるに違いないと確信しております。是非ご期待下さい。
堀義貴 コメント
英国クリエイティブチームとの共同作業で、今回ハリー・ポッター初の舞台作品を制作できることは大変な名誉です。ホリプロにとって長年の夢であるロングラン公演がいよいよ実現します。老若男女問わず楽しんでいただける最高のエンタテイメントですので、多くの方に御覧いただきたいと思います。
マーク・コーネル コメント
世界的現象となっている舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」に、引き続きパートナーとして参加できることに興奮しています。日本にはたくさんの熱狂的なハリー・ポッターファンがいますので、我々はとても高い目標を掲げました。日本でトップクラスの制作力と劇場を持つホリプロとTBSの2社とパートナーシップを組めることを大変うれしく思います。
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