映画ナタリー - 話題の映画・ドラマ情報など最新ニュースを毎日配信

長澤まさみが奔放な女、阿部サダヲがホストに、大森立嗣の新作「MOTHER」公開決定

466

長澤まさみ阿部サダヲの共演作「MOTHER マザー」が2020年初夏に公開される。

「日日是好日」「タロウのバカ」などを手がけてきた大森立嗣が監督を務め、港岳彦と共同で脚本を執筆した本作。ゆきずりの男たちと関係を持つことで、その場しのぎの生活を送る秋子の姿が描かれる。また、秋子と彼女の息子・周平の間に生まれる“ある感情”、成長した周平が起こす凄惨な事件も。実際に起きた少年による祖父母殺害事件に着想を得た、「新聞記者」「宮本から君へ」で知られる河村光庸がプロデューサーを務めた。

社会の闇へ堕ちていく秋子役で長澤が主演。秋子と内縁の夫になるホスト・遼を阿部、周平を郡司翔が演じる。長澤は「初共演の阿部さんは、集中力が高くて、神出鬼没で妖精みたいな人でした(笑)。空気のように現場になじんでいて、本当に天才的な方だと思いました」、阿部は「長澤まさみさんは、シリアスからコメディまで何でも出来る女優さんということは分かっていました。母親役の印象はあまりなかったのですが、凄くグッと来ましたよ、親子のシーン…僕はいないシーンです(笑)」と述べた。

また大森は「秋子は、強烈で想像を超えたキャラクターなので演じるのが大変だったと思いますが、撮影を進めるにつれ、長澤さんが作品の中でどんどん大きな存在になっていきました。長澤さんの非常によい表情を収めることができたと思います」とコメントしている。

「MOTHER マザー」は全国でロードショー。なおYouTubeでは“超特報”が公開されている。

長澤まさみ コメント

今回この脚本をいただいて、結婚しておらず、子供がいない自分は、母親目線ではなく息子の周平の目線で脚本を読んでいました。
どこか他人事じゃないと思わせられるリアルさがあって、母親の存在の大きさについて、親が子を育てる責任について考えさせられ、この役を演じてみたいと思いました。
今回私が演じる秋子は、視点の違いで、理解が大きく変わる独特なキャラクターです。
初共演の阿部さんは、集中力が高くて、神出鬼没で妖精みたいな人でした(笑)
空気のように現場になじんでいて、本当に天才的な方だと思いました。大森組の現場の雰囲気が良く、共演した子供たちが本当に生き生きと演じていて、監督が現場を作るんだと改めて感じた現場でした。

阿部サダヲ コメント

なかなかこのような役(全く思い入れることが出来ないダメな男)を頂く機会がないと思いましたし、大森監督、長澤さんとご一緒した事がなかったので、この役を演じてみたいと思いました。
脚本を読んで、親子って何なんだろうとしばらく考え、何かに寄生していないと生きていけない…人の弱さ、脆さを感じました。
初共演でしたが、長澤まさみさんは、シリアスからコメディまで何でも出来る女優さんということは分かっていました。
母親役の印象はあまりなかったのですが、凄くグッと来ましたよ、親子のシーン…僕はいないシーンです(笑)

大森立嗣 コメント

港さんと脚本を組み立てていく中で“女”として破滅的なキャラクターである秋子が、一方では、子供をなめるように育ててきた“母”でもあるという一人の女性の大きな隙間をどのように描くかということに監督としてのやりがいを感じました。
秋子は、強烈で想像を超えたキャラクターなので演じるのが大変だったと思いますが、撮影を進めるにつれ、長澤さんが作品の中でどんどん大きな存在になっていきました。
長澤さんの非常によい表情を収めることができたと思います。

(c)2020「MOTHER」製作委員会

映画ナタリーをフォロー