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このレッドカーペットには、レイ役の
「『スター・ウォーズ』はいつまでも私を驚かせ続けてくれる」と語るハミルは、「何よりファンが最高。どんなに感謝してもしきれるものじゃありません。彼らは単なるファンじゃなく、もっと家族に近い存在なんだ」と感謝を語る。シリーズ完結編である本作で、ファンに別れを告げることに言及すると「さよならを言うって……」と泣くふりをして会場の笑いを誘う。さらにハミルは「『スター・ウォーズ』の映画には希望がある。これらの映画が語っているのは、自分に嘘をつかず、自分を信じて、自分のためだけでなく周りの人々のために行動をすれば、勝利を手に入れられるということ。これはおとぎ話なんです。ただその舞台が宇宙だったんだ」と思いを口にした。
ダニエルズは、撮影最終日を「もちろん少し悲しいと感じました。素晴らしいクルーも、素晴らしいキャストも、素晴らしい監督も、素晴らしい脚本家もあとにして去らなければいけなかった。素晴らしいC-3POもね」と振り返る。そして「ジョージ・ルーカスの行った素晴らしいことの1つは、この『スター・ウォーズ』をみんなの“砂場”のようなものにしたこと。人々もそれを受け入れて、3世代にもわたって、この“砂場”で遊び、物語を作り、衣装を作り出し、ダークサイドだろうがライトサイドだろうが喜びを共有してきたのです。映画には、みんなのための何かや誰かがいつもそこにあるのです」と思い入れを明かした。
リドリーは、シリーズの完結にあたり「ちょっと前から周りの人たちが『終わってしまうのはどんな感じ?』『終わってしまうのよね』って、私に言ってくるようになった。それで頭の中から“終わり”が離れなくなってしまい、私は悲しくて、感情的に『うえーん』という感じで泣いてしまったの」と告白。今の心境については「人々にこの作品を観てもらいたいけれど、終わってしまうというのは……とても不思議な感じがします」と述べた。
「シリーズがこんなに長い間愛されてきたのは、キャラクターがあるからなんだと思います」と語ったのは、ドライバー。「彼らを囲む壮大な背景はデザイン的にも美しいものですし、物語の本質的なものも普遍的なテーマを扱っています」と説明し、ルークの例を挙げ「逃れられないと感じる運命、変えてしまいたいと思う宿命、そしてそこにある大きなテーマ、それらすべてが、この物語を時代とともにある存在にしていると思う」と話した。
エイブラムスは「観客が映画を観てくれることが待ちきれないね」と現在の心境を明かす。本作の脚本と監督を担当したことに関しては「すべてをまとめ上げなくてはいけないという、これまでにない難しい注文だったけど、あの伝説のビリー・ディー・ウィリアムズを含む素晴らしいキャストとともに仕事ができ、とても楽しいチャレンジだったよ」と回想した。
「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」は12月20日に日米同時公開。
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