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女子高生2人の濃厚な3分間描く「フラグタイム」完成、伊藤美来や宮本侑芽ら登壇

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左から伊藤美来、宮本侑芽、安済知佳。

左から伊藤美来、宮本侑芽、安済知佳。

OVA「フラグタイム」の完成披露上映会が11月7日に東京・新宿バルト9で行われ、キャストの伊藤美来宮本侑芽安済知佳が登壇した。

さとによる同名マンガを原作に、「あさがおと加瀬さん。」の佐藤卓哉が監督を務めた本作。時間を3分間だけ止められる内気な女子高生・森谷美鈴と、止まった時間の中で唯一動くことができる美少女・村上遥の不思議な関係が紡がれる。伊藤が森谷、宮本が村上、安済がクラスメイトの小林由香利に声を当てる。

伊藤は原作の印象を聞かれ「キラキラしているけれども思春期の悩みがリアル。はかないですよね」とコメント。村上に共感する部分が多かったという宮本は「思春期って自分の殻にこもったりするじゃないですか。でも村上は森谷に出会えてやっと感情を出せた。それに私自身もすごく救われました」とキャラクターへの思いの深さを吐露する。

オーディションでは村上と森谷の両方を受けていたという安済。「コミュニケーションに慣れていない年頃の独特な2人の空気感がすごく好きで……『この世界に入りたいな』って思いながら受けてました。対照的な立場の小林は、一番いいポジションをもらったかもしれない」と役への思いを話す。「大好きです、小林」という伊藤のコメントに加え、安済から視線を向けられた宮本は「あげない!」と嫉妬するそぶりを見せ観客を笑わせた。

時間が止まる表現に期待を寄せていた宮本が「アニメでどう表現されるかすごくワクワクしていました。すごく映像映えする作品です」と感想を口にする場面も。安済は「3分がこんなに濃厚に感じられる。マンガからも伝わってきたけど、皆さんは劇場で全身で浴びたわけですからすごくうらやましい」と呼びかけ、最後に伊藤は「2人は高校生という短い時間にすごく成長する。一生懸命生きている姿を観て、ハッとしてもらえたりドキッとしてもらえたらうれしいです」と挨拶し、イベントを締めくくった。

「フラグタイム」は11月22日より新宿バルト9ほかで期間限定公開。本編は完成披露上映会のバージョンをよりブラッシュアップしたものになるという。

(c)2019 さと(秋田書店)/「フラグタイム」製作委員会

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