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「ターミネーター2」の正統な続編として、シリーズの生みの親ジェームズ・キャメロンがプロデューサーを務めた本作。この日は、本作のために「ターミネーター講談」を披露した講談師・神田松之丞、シュワルツェネッガーの日本語吹替声優として知られる
シュワルツェネッガーは前回の来日で「アイルビーバック」と約束していたことを明かしながら「アイアムバック!」と堂々宣言。さらに「本当に日本のファンを愛している。映画はファンがいなければ成立しないんだ。素晴らしいキャストと監督と来日することができた。私たち全員が作品を愛しているように、皆さんにもこの作品を愛してもらいたい」と熱く呼びかけ、会場を沸かす。
サラ・コナー役のハミルトンは「本当に幸せ。ハリウッド以上に素晴らしい光景で、この通りにいるのは少しシュールな気分ね」と歌舞伎町を見回し、超人的な身体能力を持つ“スーパーソルジャー”のグレースを演じたデイヴィスは「本当に特別な作品を作れたと思っています。ワクワクする爆発的な魅力があるんです」と笑顔を見せる。
最新型ターミネーターREV-9(レヴナイン)役のルナは、1作目「ターミネーター」でビル・パクストンが演じたパンク・リーダーのコスプレをしたファンを発見したことに興奮を隠せず「ファンの熱量に感動しているよ。パクストンがいたことはテキサス出身の身としてとてもうれしい」とコメント。人類の命運を握るダニーに扮したレイエスは「この瞬間を永遠に忘れません」と感慨深げに語り「お友達や家族を連れて映画を観に行くことが皆さんのミッションです!」と呼びかけた。
「世界中を回ったが今日が最高のプレミアだよ」と断言したミラーは「日本には真のターミネーターのファンがいる! 東京はまさに未来都市という感じで大好きなんだ」と興奮気味。さらに日本のアニメやマンガの資料が自宅の本棚に大量にあることに触れ「この映画もかなりの影響を受けている。だから逆にこの映画で皆さんに影響を与えられたら」と語りかけた。
「日本のお祭りの気分を味わってほしい」という宣伝サイドの思いから、ゲスト陣へ特製仕様の法被がプレゼントされる場面も。壇上には太鼓が用意されており、いち早くバチを持ったルナは「ダダンダンダダン」とターミネーターを象徴するテーマを鳴らす。音楽に合わせて太鼓をたたいたシュワルツェネッガーも「まだまだ勉強する必要があるね」と感想を口にした。最後は会場が一体となって「アイルビーバック」をコールし、イベントの幕を閉じた。
「ターミネーター:ニュー・フェイト」は11月8日より全国ロードショー。
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