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本作は、生徒を縛り付ける“ブラック校則”と闘う高校生の姿を描いた物語。最初にマイクを握った佐藤は、観客からの温かな拍手に安堵の表情を見せながら「わかりやすい映画ではないし伝わるかどうか不安があったから、自分だけのものにしてもいいんじゃないかと思っていたんです。でも公開してよかった。うれしいです」と率直な心境を明かす。そして「生前のジャニーさんに、この映画を撮ると報告できた。でも信じてもらえずに『You本当にやるの?』とずっと言われていて。僕にとってそういう報告ができたのは最後だからこそ、大事な作品です。何かを我慢している人や世の中に響けばいいなと思っています」と7月に死去したジャニー喜多川との思い出を懐かしんだ。
「高橋海人です!」と自己紹介を3度繰り返した高橋は、これが映画初出演。彼は映画館の前で本作のお知らせを見つけたことがあるそうで「俺、本当に映画に出るんだ!ってすごくうれしくなって……初心者ですみません(笑)」と話してファンを和ませ、「この映画は飾っていない。親切で、でも親切じゃないみたいな絶妙なバランスが魅力。僕は大好きです」と作品をアピールする。続いて、熟考しながら挨拶の言葉を紡いでいったモトーラが「来年になっても……」と口にしてその先を続けられずにいると、佐藤は「これは遅送り機能で聞いているのか……?」と、高橋は「“モトーラの間”って言うんです」とすかさずフォロー。彼らのコメントを受けてモトーラは「忘れないでほしいって言いたかったの」とはにかんだ。
イベント中盤には、“ブラック教師”の手代木を演じた星田がサプライズ登場した。「なんちゅう服着てんだ」「お前化粧してんな」と共演者をいじりながらステージへ上がった星田に、キャストたちはびっくり。佐藤が「気さくで場を盛り上げてくれる」「僕が差し入れしたコーヒー1杯で子供のように喜んだ」と撮影現場でのエピソードを披露した際には、星田は「普段優しいとかはあまり言わんといて!」と苦笑しながら声をかけた。
佐藤と高橋との共演について、星田は「撮影の待ち時間もしばきまくってましたからね」とうそぶいて会場の笑いを誘う。星田が「俺がおにぎりを食べている横で、(佐藤は)ずっと卑弥呼の話をしてるんです。卑弥呼の話ではおにぎりが進まない!」と暴露すると、佐藤は「“ヤバい歴史”みたいな本に、卑弥呼は引きこもりだったみたいな話があって……」とやや興奮しながら卑弥呼にまつわるトークを繰り広げた。さらに、高橋から星田への北海道のおみやげに、山形で製造されたサラミが含まれていたことが発覚した場面では、高橋は「帰りになんかもう1つ欲しいなって思って、近くのスーパーで買ったらまさかの山形のものだったんです」と照れ笑いを浮かべた。
また、本作の脚本を手がけた此元和津也から描き下ろしマンガが贈られ、そのマンガ内のセリフにキャストたちがその場で声を当てる一幕も。高橋は「セリフを覚えるので1日もらっていいですか?」と、佐藤は「役作りの時間をください。いつも1日くらいやるからなあ」とつぶやきながらも、モトーラとともに動きを付けながらアフレコをする。即興にもかかわらず完成度の高いパフォーマンスに会場は拍手で満たされ、佐藤は「これはどうなんだろう?」と、高橋は「みんながうちわとかを持ってくれているホームな環境で、こんなにアウェイなのは初めて」と笑いながら客席を見回した。
「ブラック校則」は、全国の劇場で上映中。現在、連続ドラマが毎週月曜に放送されているほか、Huluでオリジナルドラマの配信が行われている。なお、無料配信サービスのTVerと日テレTADAでは、連続ドラマの第1話から第3話が11月4日まで配信される。
※高橋海人の高は、はしごだかが正式表記
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ドラマ「ブラック校則」
日本テレビ 毎週月曜 24:59~
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