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本作はスミス演じる“史上最強のスナイパー”ヘンリーと、彼の23歳時のクローンが対決するSFアクション。プレミアにて約1000人のファンに迎えられたスミスは、自身の演技をもとにフルCGで制作された“クローン”に関して「年寄りを演じるほうが、若い自分を演じるよりよっぽど簡単だ。いったん学んだことは消し去ることができないんだ。大事な経験は体の一部になっているからね。悩んだのは、どうやったら世間知らずに戻れるかということ。目がそうでないといけないんだ。そこが一番難しかった」と語る。
「3D + in HFR」という映像技術によって作られた本作。毎秒120フレームで撮影したマスター素材に、通常の2.5倍にあたる毎秒60枚の3D画像を投影し制作している。そんなリーのこだわりに、スミスは「ホームシネマがすごく普及して、映画館に行く理由がなくなりつつあるが、アン・リー監督は観客を映画館に呼び戻そうと、限界を超え、ハイ・フレーム・レートと3Dで映画に新しい言語を確立させようとしているんだ」と敬意を表した。
そしてリーは、本作の映像世界について「すごくきれいに見えるよね。本当に満足だし、誇りに思っている。でも僕はまだまだ研究を続けたいと思っている。一歩踏み入れたらもう出られない、新しい世界を進みたくなるんだ!」と熱を込める。本作で主演を務めたスミスに関しては「心の温かい人間で、もちろんいい役者で努力家の、最高のスターだよ。努力家なのは知っていたけど、親しくなると改めて驚いた」と人柄を絶賛した。そしてこれまで「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズや「アルマゲドン」を製作してきたブラッカイマーは「俳優が本当に隣にいると感じるほど、深度と没入感もすごい。映画鑑賞は変わるよ。映画館に人が戻ってくる」と自信をのぞかせた。
「ジェミニマン」は10月25日より全国ロードショー。10月下旬にはスミス、リー、ブラッカイマーが来日する予定だ。
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