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ロバート・ゼメキス最新作にデロリアン登場?「マーウェン」本編映像に火の轍

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「マーウェン」

「マーウェン」

7月19日に封切られる「マーウェン」の本編映像がYouTubeで公開された。

実話をもとに、空想の世界“マーウェン”でフィギュアの撮影を始めたマーク・ホーガンキャンプの姿を描いた本作。ヘイトクライムによる暴行で脳に障害を抱え、PTSDにも苦しむマークは、マーウェンを通して徐々に現実世界と向き合っていく。スティーヴ・カレルが主演、ロバート・ゼメキスが監督を務めた。

映像は、劇中に登場する車型のタイムマシンにスポットを当てたもの。デジャと呼ばれる青い髪のフィギュアに対し「作ったよ。お望み通り」とマシンを見せるマークの姿や、空想の世界でピンチに陥ったキャプテン・ホーギーをデジャがタイムマシンで助けに来るシーンが収録された。同じくゼメキスが監督を務めた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のクライマックスの展開やデロリアンが作る火の轍を彷彿とさせる場面となっている。

「マーウェン」は、東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。映画のオフィシャルアンバサダーを務める蝶野正洋、映画監督の白石和彌らが本作に寄せたコメントは下記の通り。

蝶野正洋(「マーウェン」オフィシャルアンバサダー)コメント

ヘイトクライムで心が折れて、そこからどう立ち直っていくのか。男性でも女性でも、社会で生きていくなかで似たような状況はあり得ます。でも、自分の可能性を信じて諦めずに立ち向かっていくということは、自分自身の中のことだと思います。是非、この映画を観て、勇気をもらってください。

白石和彌(映画監督)コメント

芸術や空想が人を癒し人を救い、そして人を狂わせる。ゼメキスは完全に狂っている。映画愛が完全に暴走している。フィギュアを使ってやりたい放題。この映画は美しいヒューマンドラマであるが、同時に極上のハードボイルド映画でもある。

コトブキツカサ(映画パーソナリティ)コメント

PTSDに苦しみながら空想の世界で生きるマークが、愛おしくてたまらない。映画史に残る作品を手がけてきたロバート・ゼメキス監督の、映像的挑戦に最大限の賛辞を贈ります。

松江哲明(ドキュメンタリー監督)コメント

感動が約束された実話を凌駕するゼメキスの映画魂。「どう語るか」よりも「どう見せるか」にこだわり、たとえ周囲に理解されなくとも、己の世界を構築しようとする姿がスティーヴ・カレルと重なる。一線を超える作品はこのような表現者から生まれるのだ。

(c)2018 UNIVERSAL STUDIOS

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