本作は学校の緑化委員で内気な少女・山田結衣と、陸上部のエースで人気者の加瀬友香の青春を描いた物語。山田役の高橋、加瀬役の佐倉、山田の友人・三河役の木戸は本物の花でできた髪飾りを付け登壇した。高橋が「付けていただいたときに、いい匂いがして」と紹介すると、本物の花だと気付いていなかった木戸は「え! 本物なんですか?」と驚く天然ぶりを見せ、周囲を和ませる。
本作は高嶋ひろみによるマンガ「加瀬さん。」シリーズが原作。オーディションを受ける際にマンガを読んだという高橋は「『いい恋愛マンガだったな』って。人と人との大切な関係を描いているなと思いました。百合作品っていうか、人間同士の素敵な作品」と語る。本作で初めて百合に触れたという木戸は「私も心がキュンキュンして。こんなきれいな青春を私も送りたかったなって思いました」と顔をほころばせた。
一方、普段から百合作品を読んでいる佐倉は「以前から『加瀬さん。』をたしなませていただいていた口なんですけど」と笑顔を見せ、「多幸感のある百合が好きな友人から『ポジティブになるよ』って勧められて読んだんですけど、キャラクターたちが悩んだりはするものの、最終的にとてもハッピーになるのが素敵」と感想を語った。
イベントでは佐藤からの手紙が読み上げられる場面も。手紙には「高橋さんと山田はシンクロ率が高い。本当に我が子のような切実さで山田を演じてくれてありがとう」「佐倉さんはカッコいいだけじゃなく、ときにコミカルに動く加瀬さんを絶妙に表現してくれてありがとう」「変幻自在で生き生きとした三河っちがこの作品を盛り上げてくれました。木戸さんでよかった」という感謝の言葉がつづられていた。
最後には、観客に向かってのブーケトスを実施。男性の観客が多い中、佐倉は「できれば女性にあげたいなあ」と語りながら楽しそうにブーケを投げた。OVA「あさがおと加瀬さん。」は6月9日より、東京・新宿バルト9ほか全国で期間限定上映。
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