東野圭吾の作家デビュー30周年作品「
「人魚の眠る家」は、愛する我が子が事故により意識不明となり、医師から脳死を宣告された離婚寸前の仮面夫婦が究極の選択を迫られるさまを描くヒューマンミステリー。狂気とも言える行動で我が子を守り抜こうとする母親・播磨薫子を篠原、妻の常軌を逸した姿に苦悩していく父親・播磨和昌を西島が演じる。
実生活でも母親である篠原は「なかなか答えの出ないテーマの作品だと、ずっと心の中に残っていました」と原作について言及し、「そんな作品に堤監督、旦那さん役の西島秀俊さんを始めとするスタッフ、キャストの方々と共に向き合えるのは運命かもしれません。映画の中で答えを見つけたいと思います」と撮影を前に現在の心境を明かした。主演の篠原と初共演を果たす西島は、堤作品への参加も初めて。「この深い人間ドラマに真正面からぶつかっていきたいと思います」と意気込んでいる。堤も「考えれば考えるほど“他人事”ではない。心して取りかかります」とコメントを寄せた。
本作は11月より全国で公開。撮影は1月から2月にかけて東京都内近郊で行われる予定だ。
篠原涼子 コメント
初めて原作を読んだときから、同世代の子どもを持つ親として自分だったらどう向き合うのか?
薫子の様に強くなれるだろうか? なかなか答えの出ないテーマの作品だと、ずっと心の中に残っていました。
そんな作品に堤監督、旦那さん役の西島秀俊さんを始めとするスタッフ、キャストの方々と共に
向き合えるのは運命かもしれません。映画の中で答えを見つけたいと思います。
西島秀俊 コメント
愛する子供の命の選択を迫られるという東野圭吾さんの意欲的な作品に、
主演の篠原涼子さんと、夫役として本作でご一緒できることが今から楽しみです。
初参加となる堤組で、この深い人間ドラマに真正面からぶつかっていきたいと思います。
堤幸彦 コメント
原作に描かれていることはたいへん難易度の高い内容ですが、それはどの夫婦にも親子にも突きつけられる究極の問題であり、だからこそ挑戦すべき作品だと確信しています。
考えれば考えるほど“他人事”ではない。心して取りかかります。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
篠原「なかなか答えの出ないテーマの作品だと、ずっと心の中に残っていました」/東野圭吾「人魚の眠る家」が篠原涼子×西島秀俊で映画化、監督は堤幸彦(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/6ARKgpIAaK