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Facebook発の実話をもとにした本作は、ジエン・マンシュウ演じる台湾人女性“リンちゃん”と、中野扮する日本人男性“モギさん”を主人公としたラブストーリー。中野は本作のオススメポイントを「めちゃくちゃピュアなところ! 恋愛映画だけどキスシーンすらない。手と手が触れ合うというような表現だけで、恋に落ちていく様子や恋愛が成就して結婚に至るまでを、プラトニックに描いているところが好きです」と説明する。
台湾から駆け付けたジエン・マンシュウは「私はマンシュウです。よろしくお願いします」と日本語で挨拶した後、リンちゃんとモギさんが2人で東京から長崎へ旅するシーンの撮影を回想。「途中、富士山を2人で眺めるシーンを撮るはずが、雲が覆って見えない状況になってしまって。そのとき、あるダジャレを思いつきました!」と茶目っ気たっぷりに切り出す。そして「“富士山”と“モギさん”。富士山は残念ながら見えなかったけれど、私の目の前には大好きなモギさんがいるよ!という意味で。でも誰も共感してくれず寂しい気持ちになりました」と残念そうな表情に。中野は「正直、何を言われているかわからなかったけど(笑)、俺が富士山!という意味かなと判断し、とっさに頭上に腕で三角を作って山のポーズを決めた!」と当時のことを弁解した。
舞台挨拶には、2人のモデルとなった茂木洋路、リン・イーハン夫妻も子供を連れて参加。本作について、茂木は「台湾の風景、優しさと情熱的な部分を兼ね備えた台湾人らしさを観て、改めて台湾に行きたくなる気持ちにさせてくれるところが好きです」、リン・イーハンは「足つぼマッサージや自宅で麻雀をしていたり、劇中に出てくる母親や居酒屋の女性たちが、いかにも台湾南部の情熱的なおばちゃん!という感じでよかったです」とそれぞれ語る。また本作で初めて劇場用映画を監督した谷内田は「気軽に観てもらえる映画だと思う。大切な人と観てほしいです」と呼びかけた。
最後はサプライズゲストとして主題歌「ハンブンコ」を歌うericka hitomiが登場。ジエン・マンシュウが花束を受け取り、観客からの温かな拍手に包まれ、イベントの幕は閉じた。
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