「ゾンビスクール！」主演イライジャ・ウッドがホラー映画ファンの心得を熱弁

公開中の「ゾンビスクール！」で主演を務めている、イライジャ・ウッドのインタビューが到着した。

本作は、給食のチキンナゲットが原因でゾンビ化してしまった児童たちが巻き起こす騒動を描くホラーコメディ。主人公の臨時国語教師を演じ製作も務めているウッドは、生粋のホラー好きだ。本作の製作陣に名を連ねるダニエル・ノア、ジョシュ・C・ウォーラーとともに映画製作会社Spectrevisionを設立し、10本近くものホラー映画を手がけている。その中でも「ゾンビスクール！」は、ウッドがもっとも好きだと語るホラー「ザ・チャイルド」へのオマージュを込めた入魂の1本だという。

ウッドは、「ホラー映画って出来の悪いものもいっぱいあるけれど、真のホラーファンは最高の作品を見つけるためにどんなダメな作品でも観るんじゃないかと思う。それこそがホラー映画ファンだと僕は思うし、実際僕もそうなんだ。そして、その過程でもう最低レベルの作品を観てしまったとしても、『でも、ここはちょっとウケるよね』と笑えるところを見つけたり、『これちょっとヒドくない？』というようなところに逆に喜びを見い出したりする。それがホラー映画ファンではないかと思う」と主張。さらに、「ホラーファンを映画ファンの底辺みたいに言う人もいるみたいだけど、それは間違ってる。多くのホラー映画ファンは、ホラーに限らずすべてのジャンルの映画において素晴らしい趣味を持っているし、知識も豊富で、すごく洗練されたセンスを持っていると思うよ」と語っている。

なお本作を上映している東京・シネマサンシャイン池袋では、「卒論提出」キャンペーンを実施中。同劇場の公式Twitterアカウントをフォローし、「#ゾンビスクール卒論提出」とハッシュタグを付けて作品の感想などをツイートすると、MサイズのTシャツ、またはウッドのサイン入りポスターが抽選でプレゼントされる。受付期間は3月4日まで。