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香港の映像作家であるスカッドがメガホンを取った本作は、ある大学生カップルを主人公に“異性愛と同性愛は両立できるか?”というテーマを描く作品。三島由紀夫の作品に傾倒する男子大学生ヒンズと、カトリック信者である恋人ジョーイが、ゲイの大学教授の手ほどきで新たな愛のユートピアに足を踏み入れていく。
このイベントにはスカッドに加え、メインキャストの
スカッドが前回来日した際も花束を持って会見に駆けつけたほどの大ファンだというアイヴァンは、「いろんな固定観念を捨てて観ないと、刺激が強いですよ! 前作『ボヤージュ』はセリフも少なかったし、もっとアート感が強かった。今回はアートだけど自分に重ねあわせることができたので、観やすいと思います」と観客にアピールする。さらにアイヴァンは、ギャビンが本作で初めて演技に挑戦したということを知り、「さすが、(スカッドは)役者を見る目があるんだなって」と感激した様子。スカッドは「モウを選んだ理由は美しかったから! そして、僕の作品に出演すると俳優も女優もより美しく、カッコよくなるんだと思います」とジョーク混じりに話すが、それを聞いたアイヴァンは「出たいなー!」と目を輝かせた。
実はアイヴァンは以前もスカッド作品への出演を熱望したが、身長が高すぎることを理由に断られてしまったという。スカッドに「前に会ったときから背が低くなってないのが残念」と言われると、即座に「なるわけないよ!」とツッコミを入れる。さらにアイヴァンは「じゃあわかった! 私、メンズになって出る!」とまで宣言したが、スカッドから「身長のことは冗談で、僕のように背の低い男と君のような背の高い女性が恋をしたのであれば、それは立派なラブストーリーとして成り立つと思う」と返されると笑顔になった。
「ユートピア」は1月16日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開。
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- 「ユートピア」公式サイト
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「僕の作品に出演すると俳優も女優もより美しく、カッコよくなるんだと思います」ジョークじゃなくて本気を感じる。
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