「スター・ウォーズ」と現実の風景が融合、ルーカスも絶賛する写真家の個展開催

「スター・ウォーズ」シリーズをモチーフにした作品を制作するフランス人写真家セドリック・デルソー。彼の日本初となる個展「DARK LENS」が、11月20日から2016年2月11日にかけて東京・DIESEL ART GALLERYにて行われる。

現実の風景の中に「スター・ウォーズ」シリーズに登場するキャラクターやメカニックをはめ込んだ写真作品、約14点を紹介する本展。出品作には、霧の中を徘徊するAT-AT、荒涼とした都市の中を疾走するスピーダーバイク、ドバイのビル建設現場に着陸するミレニアム・ファルコンなどが写し取られており、現実と虚構が融合した幻想的な世界を堪能できる。

シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスは、2013年に邦訳版が発売されたデルソーの作品集「ダーク・レンズ」の序文で、「『スター・ウォーズ』に登場するキャラクターや乗り物を、荒涼とした都市的・産業的──だが紛れもなく地球上の風景と融合させるデルソーの表現手法は、見事としか言いようがない。デルソーが提示するイメージは、斬新かつ奇異であると同時に、このような世界が実際に存在するかもしれないと思わせる力を秘めている」と作品を絶賛している。

会場ではほかに、展覧会のために制作された映像作品の上映、展示作品や関連書籍の販売も実施。加えて11月21日には、デルソーによるサイン会も開かれる予定だ。

なおJ.J.エイブラムスが監督を務めるシリーズ最新作「スター・ウォーズ／フォースの覚醒」は、12月18日に全世界同時公開される。

セドリック・デルソー写真展「DARK LENS」

2015年11月20日（金）～2016年2月11日（木）東京都 DIESEL ART GALLERY
※不定休
開館時間 11:30～21:00
料金：無料

セドリック・デルソー サイン会

2015年11月21日（土）東京都 DIESEL ART GALLERY
実施時間 16:00～18:00