ニコール・キッドマン主演の心理サスペンス「虹蛇と眠る女」が公開決定

ニコール・キッドマン主演作「虹蛇と眠る女」が、2016年2月下旬に東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開される。

本作は、オーストラリアの砂漠地帯にある街を舞台にした心理サスペンス。都会から越してきたパーカー夫婦が子供たちの失踪事件に翻弄されるさまを、先住民族アボリジニの間で語り継がれる神話“虹蛇伝説”のエピソードを交えながら描く。

劇中でニコールは、姿を消した子供たちの母親キャサリンを演じる。彼女の夫マシューに「恋に落ちたシェイクスピア」のジョセフ・ファインズが扮し、そのほか「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでエルロンド役を務めたヒューゴ・ウィーヴィング、子役のニコラス・ハミルトン、本作で映画初出演を果たしたモデルのマディソン・ブラウンがキャストに名を連ねる。メガホンを取ったのは、女性監督のキム・ファラント。

なおニコールがオーストラリア映画で主演を務めるのは、1990年発表の日本未公開作「ニコール・キッドマンの恋愛天国」以来。このことについて、ニコールは「私はオーストラリア映画のサポーターなの。故郷に帰って、この業界で仕事を始めたばかりの人たちと映画が作れるのは大変名誉なこと。オーストラリアのスタッフにはパワーがあって、やる気があるし、能力があるし、とっても情熱的で、オーストラリアで映画を作るのは大好き。ここは私のホーム、出身地であり、ベースなのよ」と愛あふれるコメントを寄せている。