「007」ボンドカー“アストンマーティン”が東京モーターショーに登場

「007 スペクター」の公開に先駆け、本日10月28日、開催中の東京モーターショーにて“ボンドカー”として知られるアストンマーティンのニューモデルが披露された。

東京・東京ビッグサイトの会場には、これまでの「007」シリーズにおいて、ジェームズ・ボンドのパートナー車として重要な役割を果たしてきたアストンマーティンのニューモデル、アストンマーティン DB9 GT ボンド・エディションを展示。総生産数150台、日本入荷わずか10台という希少な1台を前にして、会場を訪れた人々は目を輝かせて見入っていた。

イベントには俳優の細川茂樹がトークゲストとして出席。30代の頃はアストンマーティンが愛車であったという細川は「ボンドが身に付けているアイテムをすべて真似したいと思い、どこに行ってもマティーニを飲んだりしていて。そうしているうちにアストンマーティンまで行き着きました」と振り返った。劇中では車が爆破されるシーンなどもたびたび映し出されるが「ボロボロになっても、観る人に『強い車に乗っているんだな』という印象を与えている。そんなところにも魅力を感じます」と語る。

終盤では本作の予告編が上映され、シリーズ最新作へさらに期待をふくらませる細川。司会者からスーツのスマートな着こなしを褒められると、「フォーマルな出で立ちはボンドから学びました」と話す。さらに細川の“ボンド愛”はとどまることを知らず、「日本版『007』があったら、『お金なんていりません！ 出たいです！』と言いたいですね」と熱烈にアピールした。

「007 スペクター」は11月27日、28日、29日に先行公開した後、12月4日より全国ロードショーとなる。