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「ピース オブ ケイク」田口トモロヲ、ラブシーン演出の鍵は男4人の実演映像

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「ピース オブ ケイク」スペシャルトークショーに登壇した田口トモロヲ。(c)2015 ジョージ朝倉 / 祥伝社 / 「ピース オブ ケイク」製作委員会

「ピース オブ ケイク」スペシャルトークショーに登壇した田口トモロヲ。(c)2015 ジョージ朝倉 / 祥伝社 / 「ピース オブ ケイク」製作委員会

8月26日、大阪・TSUTAYA EBISUBASHIにて「ピース オブ ケイク」のスペシャルトークショーが開催され、監督の田口トモロヲが登壇した。

ジョージ朝倉のマンガを原作とした「ピース オブ ケイク」は、流されるまま生きてきた女性・志乃が隣人の京志郎に運命を感じ、本気の恋愛をするため奮闘する物語。多部未華子が志乃、綾野剛が京志郎を演じ、松坂桃李や光宗薫らも出演している。

ステージに上がるなり、「どうも、綾野剛です」と挨拶し笑いをとる田口。聞き手からキャスティングの経緯を聞かれると、多部については「満場一致でした」、綾野については「いつもはシャープな役が多いと思うんですけど、今回は京志郎という、木の幹のようにどんと構えた役なので、これまでやったことがないんじゃないかと思い、キャスティングしました」と答える。

劇中のラブシーンに関して「『R指定にはしないでください』という要望はあったのですが、でもよくある、倒れこんだら翌朝になっているという表現にはしたくなくて、なるべく攻めたいと。なので、アクションシーンだと考えて、あらかじめ練ったものを役者さんにお願いしました」とこだわりを明かす田口。そのために行ったこととして「演出部の男4人で組んずほぐれつの絡み合った映像を作りました。それを映倫のチェックにも通して、『いじりすぎ!』『揉みすぎ!』なんて言われながら……」というエピソードを披露し、観客を驚かせる。

オススメのラブシーンである光宗演じるあかりと京志郎の回想シーンについて話している中、女性客が静まり返っていることに気付いた田口は「女性の方にもご覧いただきたいですね……本当にすみません(笑)」と慌てて謝罪。続けてその場面について「かなりエロティックなシーンなんですが、役者さんが果敢に挑戦してくれたところに、とても美しいものを感じました」と見どころを語った。

最後に田口は「サブキャラクターも、素直に共感できるように肉体化できたと思いますので、そのあたりを楽しんでいただけたらと思います。以上、綾野剛でした」とジョーク重ねてイベントを締めくくった。

「ピース オブ ケイク」は9月5日より全国ロードショー。

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