本日5月13日、都内にて「
乾くるみの同名小説を原作とした「イニシエーション・ラブ」は、1980年代後半のバブル最盛期を舞台にしたラブストーリー。松田と前田が演じる付き合いたてのカップルが甘い時間を過ごす静岡編と、遠距離恋愛でだんだんと関係がもつれていく東京編に分けて描かれ、物語は次第にミステリーへと変貌していく。
「“恋バナ”大好き!」と姿を見せるやいなや声を弾ませる前田は、集まった50組のカップルをにこやかに見渡す。よく友人から恋愛相談を受けるという前田が「私の知り合いを好きになった子もいました」と明かすと、すかさず堤が「誰のことですか!?」と観客の疑問を代弁してみせ、笑いを誘った。
観客から寄せられた恋愛相談を箱の中から選んでいく3人だが、引き当てるのは「彼と結婚したいけれど気持ちがわかりません」「何を作ってもおいしいと言ってくれるけれど、本当のところは?」などほほえましい質問ばかり。続いて堤が「証拠はないけれど、彼が浮気しているかも」という質問を読み上げると、松田は「来ましたね!」と声を上げ、「このイベントっぽい!」と前田も身を乗り出す。
アドバイスを求められた松田は「僕だったら確かめたくないですね。どうせ別れるときは別れるんだから、それまでは幸せなほうがいい」とクールに回答。前田も大きくうなずいてみせ、「私も知りたくない!」と松田の意見に賛同した。さらに堤は「『浮気なんてしてないよね?』とさりげなく触れてみたときの反応で判断できる」という心理ゲームを提案し、3人が白熱したところで時間切れに。
イベントの間中、「うまいこと言わないと、(記事に)どう書かれるかわからないからな……」と苦笑していた松田は、最後に「人の話を聞くと、自分のことも考えられる。さらに相手の気持ちにもなれるから、恋愛相談をすると友情が深まるんじゃないかな」と慎重にまとめ、「どうですかね?」と取材陣に向けてしてやったりな表情を見せた。
「イニシエーション・ラブ」は5月23日より全国東宝系でロードショー。
松田翔太の映画作品
リンク
- 「イニシエーション・ラブ」公式サイト
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城 須美 @lyongarland
松田翔太&前田敦子、悩めるカップルたちを前に“浮気問題”でヒートアップ - 映画ナタリー http://t.co/fjY1vbLLQt