日本アニメの魅力をあの手この手で紹介する、「AnimeJapan 2015」レポート

日本最大規模のアニメイベント「AnimeJapan 2015」が、3月21、22日に有明にある東京ビッグサイトで開催された。

「AnimeJapan」は、国内のアニメに関連する企業、団体が集まり、ブースの出店やトークライブなどを行う見本市。2014年に開かれた第1回には国内外から11万人以上のアニメファンが来場した。

会場には約130にのぼる企業、団体のブースが並び、最新アニメを中心としたプロモーションや、グッズ販売を実施。押井守監督の「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」や原恵一監督の「百日紅～Miss HOKUSAI～」、長井龍雪監督の「心が叫びたがってるんだ。」といった劇場公開の待たれる作品が、パネルや設定資料、最新映像の上映などさまざまな形で紹介された。ほかに実写映画の公開が始まった「暗殺教室」のメインキャラクター“殺せんせー”を模したアドバルーンや、日本テレビほかで7月より放送予定の「ガッチャマン クラウズ インサイト」内に登場する車のレプリカなども展示。会場で初めて触れる展示の数々に、来場者が足を止めカメラを向ける場面も。またイベント限定商品も多く販売され、ブース前には長蛇の列ができていた。

会場内の特設ステージではトークライブをはじめバラエティ豊かな催しが開かれ、多くの観客が参加。またアニメと伝統工芸のコラボレーション事例を紹介する「コラボレーションショーケース」や、「艦隊これくしょん -艦これ-」や「魔法少女まどかマギカ」など人気作品の世界を再現した背景や立体物の中で写真が撮れる「コスプレイヤーズワールド」といったアニメに関する多彩な試みが行われた。

「アニメのすべてが、ここにある」のコンセプト通り、アニメの魅力を堪能できるイベントに来場者たちも大満足の様子だった。