舞台挨拶には、ガッツ役の岩永洋昭、グリフィス役の櫻井孝宏、キャスカ役の行成とあ、そして窪岡俊之監督が登壇。作中で過激な濡れ場を演じた櫻井は「カップルで来たお客さんは、変な雰囲気になっていませんか」と会場の笑いを誘う。
サブタイトルにもなっているドルドレイ攻略シーンについて「作中でも死人がたくさん出ていますが、制作現場でも死人が出るほど大変だったのでは」という質問に対し、窪岡監督は「1シーンで3カ月かかった」と発言。また映画「ベルセルク」で初めて声優に挑戦した岩永は「声だけでここまで表現できる声優さんはすごい」と櫻井を見つめ、それに対し櫻井は少し照れた様子を見せる。
キャスカをしっかり描きたいという監督の思いが込められたこの「ドルドレイ攻略」。キャスカを演じた行成は、「綺麗にやるだけじゃなくてがむしゃらにやるということをキャスカに教えてもらった」と、舞踏会でガッツと2人で外に出るシーンや、100人斬りなどさまざまなシーンを自ら申し出て録り直したと語り、「前に演じたものと聞き比べてみて、やってよかったと思いました」と笑顔を見せた。
また初号試写を三浦建太郎と一緒に見たという窪岡監督、岩永、行成の3人が、三浦の様子を語る場面も。監督は「三浦先生は『エンターテインメントの基本はセックスとバイオレンスですよね』と、非常に喜んでいらっしゃいました」と伝え、もともと原作のファンだったという行成は「キャスカをやらせていただきますと挨拶をしたら『キャスカかわいくなったね』と言われて、ほんわかした気持ちになりました」とうれしそうにコメントした。
「ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略」は、「ベルセルク」の原作の世界観すべてを映像化する「ベルセルク・サーガプロジェクト」の第2弾。難攻不落と言われるドルドレイ要塞の攻略や、原作でも人気のあるガッツの「100人斬り」など、迫力ある戦闘シーンが描かれる。なおコミックナタリーでは、公開に先がけて特集ページを展開中。「青の祓魔師」で知られる加藤和恵が、「ベルセルク」の魅力を語るインタビューを掲載している。
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- 映画『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』2012年6月23日(土)ロードショー (c):2012 三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS
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