スーパー歌舞伎は、1986年に上演の「ヤマトタケル」で歌舞伎の伝統と現代的なスペクタクルを融合させた演出を行い、ジャンルを確立した新形態の歌舞伎。「スーパー歌舞伎『もののけ姫』」は、その初演から40周年を迎える年に上演される。
市川團子は作品への思いを「祖父が亡くなった連絡を受け聴いた曲が『もののけ姫』の『アシタカせっ記』でした。悲しみの中で『希望』を貰ったことを今でも鮮明に覚えています」と語る。中村壱太郎も「改めて大人になってから作品を観て、何故かとても歌舞伎的な決め台詞の印象の残り方があると感じた思い出があります」と印象を語った。
「もののけ姫」は1997年に公開されたスタジオジブリ作品で、アニメーション作品として初めて日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した作品。呪いをかけられた少年・アシタカ、山犬に育てられた少女・サンを中心に、人間と自然の壮絶な衝突と共生への願いを描く物語が、スーパー歌舞伎として舞台で表現される。
市川團子(アシタカ役)コメント
祖父が亡くなった連絡を受け聴いた曲が「もののけ姫」の「アシタカせっ記」でした。
悲しみの中で「希望」を貰ったことを今でも鮮明に覚えています。
まだこのお話をいただく前のことで、何か運命的なものを感じてなりません。
スーパー歌舞伎は、祖父が歌舞伎の未来を見据え、今に生きる瑞々しくエネルギーに満ちた歌舞伎を目指し創られたものです。
その観点からも「もののけ姫」をスーパー歌舞伎で上演することは、とても意義があることだと感じています。
歌舞伎ファンの方には勿論、ジブリファンの方にも納得していただき、何よりも皆様に楽しんでもらえる作品になるよう、私も曇りなき眼で「もののけ姫」に挑みたいと思います。
中村壱太郎(サン役)コメント
スーパー歌舞伎「もののけ姫」が来年上演されること、今からとても緊張と興奮を強く感じております。
「もののけ姫」は私が小学校の時に公開された作品、その時は何となくの記憶ではありましたが、改めて大人になってから作品を観て、何故かとても歌舞伎的な決め台詞の印象の残り方があると感じた思い出があります。
そしてとても素敵な
「スーパー歌舞伎『もののけ姫』」
期間:2026年7月~8月
会場:東京都 新橋演舞場
スタッフ
原作:
オリジナル音楽:
脚本:丹羽圭子、戸部和久
演出:
協力:スタジオジブリ
製作:松竹株式会社
ティグレ @Masked_Tigre
「もののけ姫」が来年夏スーパー歌舞伎に アシタカ役は市川團子、サン役は中村壱太郎 - コミックナタリー
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