モラルと愛情の間で少年の心が揺れる、斜線堂有紀「恋に至る病」コミカライズ版1巻

おーうち「恋に至る病」1巻が、本日10月23日にKADOKAWAの角川コミックス・エースから発売された。斜線堂有紀の小説を原作としたコミカライズ作品で、同小説は実写映画が10月24日に公開される。

「恋に至る病」は、自らは手を下さず他人を死に追い込む自殺教唆ゲームの主催者をしている少女と、彼女の幼なじみである男子のラブストーリー。少年・宮嶺望は転校先の小学校で、少女・寄河景と友人になる。みんなの前で自己紹介の挨拶をしなければいけないのに緊張して言葉が出ない望のために、景は知り合いが転校生としてやって来たという演技をしてくれたのだ。彼女を守れる存在になりたいと考えた望は、自分は景を守るヒーローになると誓う。そこから始まる2人の関係が描かれる。