「スキップとローファー」の被災地支援は、主人公・岩倉美津未の実家のモデルであり、高松の祖父母の自宅が2024年1月1日に起きた能登半島地震で全壊する被害を受けたことをきっかけに始まった。講談社では直後より部署横断で支援プロジェクトを立ち上げ、同年夏までに総額約2300万円を被災地に寄付。同年12月23日には単行本第11巻の発売に合わせて「スキップとローファーと能登」をスタートし、特設サイトで第1話を読むと1人につき100円を講談社から石川県の義援金口座に寄付するという取り組みを行った。さらに物語を通じて被災地とのつながりを感じてもらうため、第3巻まで無料公開した。
今回受賞したのは、プロジェクト開始日に掲載された取り組みの告知。新聞の大きな紙面には、前をしっかりと見つめるみつみの姿が描かれた。特設サイトは日を追うごとにアクセスが広がり、最終的には10万7149人が参加、目標としていた1000万円の全額を寄付した。なお講談社としては、この賞における初のグランプリ受賞となった。
みやも(大阪府) @miyamo_7
「スキップとローファー」能登支援の広告が「朝日広告賞」デジタル連携の部でグランプリ https://t.co/1gA5SDlB3p