有川ひろの自衛隊三部作シリーズ第2弾「空の中」弓きいろ描く新連載がLaLaで開幕

有川ひろ原作による弓きいろの新連載「空の中」が、本日5月23日発売のLaLa7月号（白泉社）でスタートした。同作は有川の同名小説をもとにしたコミカライズ作品で、「塩の街」に続く“自衛隊三部作シリーズ”第2弾だ。

200X年、四国沖にて超音速ビジネスジェット機の飛行テスト中に原因不明の爆発事故が発生。その1カ月後、岐阜から四国へ向かう航空自衛隊の飛行テストでも同様の事故が勃発する。一方、飛行機事故が起きた現場近くである高知では、1人の少年・瞬が海辺を散歩していた。事故機体に乗っていた航空自衛隊の隊員を父に持つ彼は、海辺でぶよぶよとした謎の物体を見つけて……。超高度2万メートルの事故と高知が絡み合う、不思議な自衛隊SFロマンスが展開される。

また同号には辻田りり子の読み切り「天音お嬢様の言うことには」を掲載。楽をして生きていきたいヒモニートの青年・内海涼宵（りょうしょう）は、とある破格のバイトに応募する。それは、財閥のお嬢様の話し相手になるだけで衣食住が保証されるというもので……。作中には「笑うかのこ様」や「恋だの愛だの」に登場する山田丈之進の姿も少しだけ描かれている。

夢木みつる「生贄のすゝめ」は完結。付録にはあきづき空太「赤髪の白雪姫」のB5クリア下敷きが付属している。そのほか可歌まと「帝国の恋嫁」のクリアファイルがプレゼントされる応募者全員サービスや、マコト「そのメイド、危険につき」のアクリルスタンドが抽選で25人に当たるプレゼントキャンペーンも展開。応募にはいずれも本誌の応募券と、それぞれの単行本帯に付属する応募券の2枚が必要だ。詳細は誌面を確認しよう。