映画「違国日記」朝と槙生が心を寄せ合う本予告、十明のインスパイアソングも

ヤマシタトモコ原作による映画「違国日記」の本ビジュアルと本予告が公開された。

本ビジュアルでは、両親を亡くした早瀬憩演じる朝と、新垣結衣演じる朝の叔母・槙生が、槙生の部屋で佇む姿を描写。小説家である槙生らしく部屋には所狭しと本が並び、パソコンにも多くのメモが貼られている。そんな家に住むことになった、まだ15歳の朝と不器用な槙生のぎこちない雰囲気が切り取られた。

本予告では、槙生と朝が戸惑いながらも心を寄せ合っていく姿が映し出される。映像には「未来のミライ」「バケモノの子」などの細田守作品などで劇伴を担当する高木正勝による楽曲が流れるほか、「すずめの戸締まり」の主題歌で話題を呼んだ十明が書き下ろしたインスパイアソング「夜明けのあなたへ」を聴くこともできる。原作のファンだという十明のデモ音源が製作陣の耳に留まり、インスパイアソングが実現した。

6月7日に公開される「違国日記」は人見知りな小説家・槙生と、槙生に引き取られた朝の同居譚。なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、日々を重ねてかけがえのない関係になっていく2人の姿が描かれる。

映画「違国日記」本予告

十明コメント

映画『違国日記』のインスパイアソングを作らせていただけたこと、とても嬉しく思っています。元々原作の漫画も大好きで、何度も何度も読み返しました。そしてこの作品の中の強く柔く美しい人々が映像として動き出した時、心揺さぶられました。「夜明けのあなたへ」という楽曲は、彼女たちに向けて手紙を書くような気持ちを歌っています。
そして、私自身の素直な気持ちを歪めることなく描くことが出来たように思います。