蘭世、なるみ、愛良のヒロインたちが活躍する「ときめきトゥナイト」3部作を中心に、300点以上の原画が並ぶ「ときめきトゥナイト展」。“記憶の扉”をコンセプトとしており、会場でも本格的な展示スペースの前に大きな扉が設けられている。まず最初に登場したのはキャラクターたちの肖像画。蘭世など一部のキャラクターは、肖像画を見る角度によって変身前と変身後の姿が切り替わる。
ここからは第1部、第2部、第3部に分けて原画を展示。第1部では「魔界人の秘密」「ダーク=カルロと前世の縁」、第2部では「魔界の花と月の花」「歌と輪と3つの世界」、第3部では「世界を救う運命の『魔女』」「魔女に恋はご法度…?」といったテーマが設けられ、物語を振り返りながら原画を楽しめる。「クリスマスの贈りもの」「真壁俊の事情」「江藤望里の駆け落ち」などの番外編も紹介された。
同展の見どころは、池野が“記憶の扉”をテーマに描き下ろしたマンガ。貴重なラフイラストや、りぼん(集英社)の懐かしい付録も見ることができる。また真壁くんからの壁ドンを体験できるフォトスポットや、水面に運命の相手が現れ告白される仕掛け付きの「想いヶ池」が登場。蘭世のSNS投稿を覗けるような展示も展開された。
開会セレモニーには「ときめきトゥナイト」のファンである
展覧会については「色が綺麗。夢の中に入ってきたみたい」とコメント。印象に残った展示を聞かれると、菅は「原画はもちろんですけど、真壁くんに壁ドンしてもらえるパネルが衝撃。僕は真壁くんを壁ドンしたいので、パネルを壁ドンしようかな」と笑いを誘う。また「想いヶ池」では曜子の父親・玉三郎が現れたそうで、「『一生お守りします』と言われて、ありがとうと思いました」と述べる。
また後ろにあったパネルに本日の日付で池野のサインが入れられていたことから、「まだ近くにいるかもしれない池野先生にメッセージを」と求められた菅。「『ときめきトゥナイト』は少女マンガの一時代を築くような作品。連載開始から41年目になりますが、いまだ人々を熱狂させるような作品を作っていただいてありがとうございます」と感謝する。最後に菅は「『ときめきトゥナイト』も蘭世に孫が生まれて、読者の皆さんも、親子で2代、3代と、どんどん受け継ぎながら見ていただきたい」と呼びかけた。
「ときめきトゥナイト展」は東京で開催されたのち、10月11日から30日まで京都・京都高島屋、12月22日から2024年1月9日まで富山・富山大和を巡回。会場ごとに一部原画の入れ替えが行われる。
※記事初出時より、一部本文の表現を変更しました。
「ときめきトゥナイト展」
日程:2023年7月19日(水)~8月7日(月)
時間:10:30~18:30(19:30閉場)※最終日は17:00まで(18:00閉場)。
場所:東京都 新宿高島屋
日程:2023年10月11日(水)~10月30日(月)
時間:10:30~18:00(19:00閉場)※最終日は16:00まで(17:00閉場)。
場所:京都府 京都高島屋
日程:2023年12月22日(金)~2024年1月9日(火)
場所:富山県 富山大和 6階ホール
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2023年7月19日
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この漫画、知り合いが好きなんだよね。