母親と2人で汚部屋で育った少女、劣等感と家族の問題について描くエッセイ作品

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ハミ山クリニカのエッセイ作品「なんで私が不倫の子 汚部屋の理由と東大の意味」が、本日6月29日に竹書房から発売された。

「なんで私が不倫の子 汚部屋の理由と東大の意味」(帯付き)

「なんで私が不倫の子 汚部屋の理由と東大の意味」(帯付き)

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「なんで私が不倫の子 汚部屋の理由と東大の意味」は、母親と2人で汚部屋で暮らしながら育った作者が、自分に根付く劣等感と家族の問題に向き合うエッセイ作品。似たような服を山ほど持っているのに買い物がやめられず、いらないと拒否すれば怒り出す母親の機嫌を窺ううちに主人公は、なにも主張ができなくなっていき、住む部屋はどんどん汚れ心はすり減っていく。たまにしか家にやってこない父親に救いを求めるが、そんな状況に置かれた娘を放っておく父親の人間性にも疑念が湧き始める。せっかく入った東京藝大を母親に言われるまま中退し、苦労して東大に合格するがコンプレックスは増すばかり。そんな普通のことがわからない状況にいた主人公が、自分の家族が真っ当ではないという事実を受け入れる様子が描かれる。

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