「好きめが」若山詩音と観客に絆生まれる、オーイシマサヨシと生歌&ダンス披露で

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藤近小梅原作によるTVアニメ「好きな子がめがねを忘れた」の先行上映会が去る6月19日に丸の内ピカデリーで開催され、小村楓役の伊藤昌弘、三重あい役の若山詩音が登壇した。

若山詩音

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伊藤昌弘

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「好きな子がめがねを忘れた」は、いつもめがねを忘れてしまい一生懸命何かを見ようとする三重と、彼女のサポートをしつつも距離が近すぎてドキドキしてしまう小村の“ゼロ距離”ラブコメ。アニメの上映前には、小村と三重とともにユニット・“マサヨシがめがねを忘れた”を組み、エンディング主題歌「メガネゴーラウンド」を歌うオーイシマサヨシも舞台にあがった。

オーイシマサヨシ

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伊藤と若山の2人は、この日のために用意された作中の制服をイメージした衣装を着て登場。細かい小道具も多く、くるりとその場で1回転すると会場から大きな拍手が起きていた。主題歌の話題では、オーイシがレコーディングを振り返り、「2人ともうまかったです。でも伊藤くんがうますぎて、小村くんらしくしてほしいとお願いするほどだった」と笑いを交えながら伊藤を褒める。また若山はユニットとしては初めてのキャラソン収録だったと告白。これを聞いたオーイシは「初めてのユニットと思えない収録現場だった」と、終始2人の歌を絶賛していた。MCから楽曲の出来について質問が飛ぶと、オーイシは「100点です!」と断言。若山も「作品らしさが出ています! 語り部としてオーイシさんがいる構成が、本当に合っていて素晴らしい」とコメントし、伊藤は「一緒にオーイシさんと歌えることがうれしいです。何より歌詞で本作の世界観がまとめられていて素敵な楽曲です」と、それぞれの言葉で楽曲に自信を見せていた。

歌とダンスを披露する伊藤昌弘、若山詩音、オーイシマサヨシ。

歌とダンスを披露する伊藤昌弘、若山詩音、オーイシマサヨシ。[拡大]

先行上映会の様子。

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そしてトークを終えると、ついに3人で歌を披露することに。初めて人前で歌唱するという若山のために、観客も立ち上がって、ライブを盛り上げる。小村と三重の初々しい距離を感じられる曲に合わせ、“めがねポーズ”がちりばめられたダンスでも会場を沸かし、さらに「一緒にやりましょう!」と観客とともに歌うフレーズで伊藤、若山、オーイシと会場が一体となった。

上映前最後の挨拶ではそれぞれが見どころを挙げる。オーイシは「じれったく、甘い感じ……むずキュンのポイントを大きな映画のスクリーンで観れるので、楽しんでいってください」とアピールし、若山は「見どころがいっぱいありすぎて、小村くんと三重さんの心の距離も実際の距離も近づいていくところが見られるので、キュンキュンします! 楽しんでいただければうれしいです」と語る。伊藤も「若山さんが言うようにキュンキュンするポイントが1話2話でもいっぱいです。3話も引き続き観たいなと感じてもらえるとうれしいです」と観客へ呼びかけ、上映がスタートした。

上映後は興奮渦巻く会場で、伊藤、若山がさらなる作品深りトークを展開。大スクリーンでの上映に対し、伊藤は「三重さんの瞳をこの大きなスクリーンで観たかった」と話すと、若山も「三重さんの瞳の表現って、宇宙が広がっているように美しいですよね」うっとりとし、2人とも迫力のある画面で観た三重の瞳に心を奪われている様子だった。

伊藤昌弘

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伊藤は1話、2話の台本を自ら持参。台本に書かれたタイムコードやさまざまな書き込みを見ながら、アフレコ時のエピソードを披露していく。アフレコ時には既に映像がすべて出来上がっていたことを明かしながら、伊藤が「アングルが本当にすごい」と言及すると、若山も「教室にはいっていくシーンのワンカットは、すごいですよね!」と興奮気味に同調する。また伊藤は「中学生なので声を作っていってみたんですが、もうちょっと声を低くしていいよという依頼がありました。実際、そのおかげで小村くんの心の声との差別化ができました」と現場で受けたディレクションについても語った。若山も「テスト収録から本収録まで、三重さんを生み出すために苦労したのですが、さまざまな人に応援いただいて、すごくいいですよと言ってもらって支えていただきました」と現場の温かさが伝わるエピソードを話した。

「好きな子がめがねを忘れた」第3弾キービジュアル

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三重さんについての話題では、伊藤が「三重さんもあざといわけでなく、小村くんをどきっとする杭を打ってくるのが、本当にいい塩梅ですよね」と彼女を評すると、若山も「わかります! 決して狙っているわけでないですよね。中学生らしくピュアで、小村くんとのやりとりでひとつずつ知っていくんだろうなって感じています」と同意し、同じ三重さん像を抱いていることがわかった。また、おすすめシーンについて、若山は「1話の教科書を忘れた三重さんに教科書を貸したけれど、近すぎて意識してしまった小村くんが『俺のことはいいんだ』って言ってるときのほっぺが最高です!」とかなり具体的にシーンを挙げる。一方の伊藤は2話から「給食当番シーン。天然だけど三重さんの優しい感じが出ているので好きです。序盤の三重さんのよさがでてるなと思っています」と互いの演じるキャラのシーンについて話していた。

若山詩音

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最後の挨拶では若山が「初めて歌を披露するので緊張していて、会場のみなさんの前で歌ったら絆を感じ、さらにトークしてますます絆を感じました。ひと足先に皆さんに観ていただいたことがうれしかったです」と、ファンに感謝を述べる。伊藤も歌の披露に触れ「ダンス経験が少ないのでガクブルしていました。練習もみんなでして、スタッフとも温かく一緒に作ってこれたなと思います。来場の皆様も優しく見守ってくださってうれしかったです。原作ももちろん素晴らしく、アニメになってこんな表現になったんだと一緒に楽しんでいただければ」とイベントを締めくくった。

TVアニメ「好きな子がめがねを忘れた」は7月4日にTOKYO MXほかで放送スタート。エンディング主題歌を歌うユニット・マサヨシがめがねを忘れたは「Animelo Summer Live 2023 -AXEL-」への出演も決定している。

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TVアニメ「好きな子がめがねを忘れた」

放送情報

TOKYO MX:2023年7月4日(火) 23:00~
MBS:2023年7月4日(火) 26:30~
BS朝日:2023年7月7日(金) 23:00~

配信情報

U-NEXT / ABEMA ほか

スタッフ

原作:藤近小梅(掲載 月刊「ガンガンJOKER」スクウェア・エニックス刊)
総監督:工藤進
監督:横峯克昌
脚本:八薙玉造
コンセプトアート:鈴木信吾
キャラクターデザイン:内田孝行
総作画監督:谷圭司、古田誠、内田孝行
メインアニメーター:大久保宏
音響制作:グロービジョン
音響監督:村松久進
音楽制作:フライングドッグ
音楽:ジミーサムP
アニメーション制作:GoHands
制作:製作委員会がめがねを忘れた
オープニング主題歌:綴「NAME」
エンディング主題歌:スペシャルユニット・マサヨシがめがねを忘れた

キャスト

小村楓:伊藤昌弘
三重あい:若山詩音
川戸あすか:内田彩
遠山まほ:鈴木みのり
東蓮:木村良平
八坂智:小林裕介
染谷成海:下地紫野
火渕結衣花:宮下早紀
時田くん:利根健太朗

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(c)藤近小梅/SQUARE ENIX・製作委員会がめがねを忘れた

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