「恋するシロクマ」と若手歌舞伎俳優2人がコラボ、クラファン達成で創作舞踊を舞う

ころも原作によるアニメ「恋するシロクマ」が、歌舞伎俳優の中村壱太郎、尾上右近とコラボレート。「ネイチャーチャリティープロジェクト 歌舞伎舞踊『恋するシロクマ』」と銘打った企画が始動した。

「ネイチャーチャリティープロジェクト 歌舞伎舞踊『恋するシロクマ』」は本日10月25日から12月8日にかけてクラウドファンディングで支援を募り、目標金額に達すると2023年1月に東京都内でイベントが行われるというチャリティ企画。イベントでは中村と尾上が「恋するシロクマ」に登場するアザラシ君とシロクマさんをイメージした創作舞踊を舞い、生物多様性や気候変動について考えるきっかけを作る。またイベントにはアニメでアザラシ君役を務めた花江夏樹が声で出演することも決定した。

クラウドファンディングの支援者には公演の鑑賞チケットや配信視聴権、限定グッズをリターンとして用意。支援金の一部は、共同プロジェクトパートナーの公益財団法人日本自然保護協会に寄附される。

ころもコメント

アザラシ君とシロクマさんで、このような取り組みに参加できることを嬉しく思います。
私もいろいろ勉強したいと思います！

中村壱太郎コメント

以前から気になっていた「恋するシロクマ」の作品に携われることをとても嬉しく思っております。歌舞伎舞踊の動きで、どうやってアザラシ君とシロクマさんを表現するのか楽しみにしていてください！
ふとしたSNSヘの投稿をきっかけにこのプロジェクトは始動したことも含めて、“繋がり”と“ご縁”を大切に素敵なプロジェクトとして「歌舞伎舞踊 恋するシロクマ」を成功させたいと思います！
皆様のご支援、ご協力お願いいたします！

尾上右近コメント

壱太郎さんとは度々ご一緒させていただき、新作も共に作らせていただいております。先輩ではありますが役者同士は本来ライバル関係であり「勝つか負けるか」みたいなところがあるはずなのですが、それ以上に「あなたのお陰で僕がいる」という気持ちで接することが出来る大切な仲間です。そんな関係性はどこかシロクマとアザラシに似ているかも知れません。
私の初のシロクマ役を是非ご期待下さい。どうぞお楽しみに。

公益財団法人日本自然保護協会コメント

私たちは、日本全国の海や森で活動している自然保護NGOです。
「恋するシロクマ」の舞台は北極。一見すると日本とは全く関係ない海の向こうのお話のように感じますが、日本と北極は「海」で繋がっています。海では、海ごみ問題や地球温暖化など様々な環境問題が生じています。特に「海ごみ」は、日本から海でつながる世界各地の生きものに影響を与えてしまっています。
日本自然保護協会では、現在「全国砂浜ムーブメント」を通じて、海へと運ばれてしまう前に各地でごみ拾いをしたり、日本の海岸線・砂浜の自然観察を通して触れ合ったり、海や砂浜を見守る人の輪を広げる活動をしています。
今回のプロジェクトでは、共同プロジェクトパートナーとして、一人でも多くの方に日本の豊かな海の自然を伝え、シロクマさんやアザラシ君のいる北極の海、ひいては世界の海を守るための一歩を踏み出すきっかけづくりのお手伝いができればと思います。