「監察医 朝顔」陸前高田市での家族写真公開、TVerとFODで全32話の無料配信も

香川まさひと、木村直巳原作によるTVドラマ「監察医 朝顔2022スペシャル」より“家族写真”が解禁。またこれまでのエピソードの無料配信が決定した。

公開されたのは朝顔一家全員での訪問は初となる、岩手県陸前高田市で撮影された家族写真。里子の故郷という設定の陸前高田市は作品を通しても縁の深い東北の土地の1つであり、今回は万木朝顔役の上野樹里、万木平役の時任三郎、桑原真也役の風間俊介、つぐみ役の加藤柚凪、里美役の中村千歳が並ぶ姿が収められた。

撮影以外でも交流を続けてきた陸前高田市と「監察医 朝顔」。東北を代表する七夕祭り「うごく七夕まつり」「けんか七夕まつり」が2020年に新型コロナウイルスの影響で中止になった際には、出演者とスタッフが「たくさんの笑顔の中、また七夕まつりが行われる日が来ますように」という思いを込めて手作りの山車のミニチュア模型を寄贈した。また第2シーズンの制作発表では、同市の福田利喜市議会議長から感謝の言葉を綴った手紙が寄せられている。「監察医 朝顔2022スペシャル」では3年ぶりに開催された「七夕まつり」での撮影が実現した。上野は「3年ぶりの開催なので、活気あふれる“七夕まつり”になるといいなぁと願いながら参加しました」と語っている。

また明日8月25日12時30分から、TVドラマ「監察医 朝顔」全32話をTVerおよびFODにて順次無料配信することも明らかに。毎日1話ずつ、新しいエピソードが配信されていく。

上野樹里（万木朝顔役）コメント

陸前高田市へは、以前、自分でホテルもチケットも予約して行く気満々で準備をしていたのですが、コロナ禍になっていけなくなってしまい、それ以来の再訪です。今回、物語の中で“七夕まつり”が登場するので撮影もしながら、有名な山車を実際に見ることができるので楽しみにしていました。お祭りはその土地のとても大事な文化ですし、たくさんのエネルギーが集って活気が生まれる。その土地の皆さんが大事にしてきた場所だからこそ、それぞれのコンセプトがあって、神様に向けて感謝の気持ちを表しているのだと思います。3年ぶりの開催なので、活気あふれる“七夕まつり”になるといいなぁと願いながら参加しました。

時任三郎（万木平役）コメント

コロナ禍で3年ぶりの開催、数百年以上という歴史あるお祭りだということでとても楽しみにしていました。東日本大震災以降は、震災で亡くなった方々の鎮魂の意味もあると聞きました。津波で山車もほとんど喪失してしまったそうですが、地元の方々の努力で復活したとのこと。なるべく邪魔にならないように撮影にのぞみました。

風間俊介（桑原真也役）コメント

「監察医 朝顔」は、季節を丁寧に描いてきました。この度、里美も加わって、初めて5人で東北の地を訪れ、“七夕まつり”や海水浴場などで撮影したので、視聴者の皆様にも今の東北の夏を感じていただけたらと思います。