「アイナナ」3年ぶりにキャスト16人が集結、朗読劇や企画コーナーなど盛りだくさん

種村有菜がキャラクター原案を務めるスマートフォン向けアプリゲーム「アイドリッシュセブン」の7周年を記念したイベント「アイドリッシュセブン 7th Anniversary Event “ONLY ONCE, ONLY 7TH.”」DAY1が、去る8月20日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された。

イベントにはIDOLiSH7、TRIGGER、Re:vale、ŹOOĻのメンバーを演じるキャスト計16人が出演。CGライブや朗読劇、7年の歴史を振り返るクイズといったコンテンツとともに、アプリゲームのストーリー第6部の配信時期、TVアニメ「アイドリッシュセブン Third BEAT!」第2クールの放送時期などの解禁情報が届けられた。

冒頭はIDOLiSH7、TRIGGER、Re:vale、ŹOOĻの4グループによるCGライブからスタート。7周年のキービジュアルの衣装に身を包んだアイドルたちがサプライズで登場すると、会場は驚きと興奮の渦に包まれた。披露されたのはストーリー第5部に関連する楽曲。息の合ったパフォーマンスとそれぞれの個性を感じさせるファンサ―ビスに、会場中のペンライトが激しく揺れる。CGライブコーナーの最後を飾ったのは、7周年を記念して制作された楽曲「CROSSOVER ROTATION」。IDOLiSH7、TRIGGER、Re:vale、ŹOOĻの各メンバーが代わるがわる現れ、弾む歌声で頼れる仲間たちを互いに紹介し合う。メンバーカラーに彩られた客席は、コールアンドレスポンスによって大盛り上がり。グループごとの特徴を感じさせる歌詞と、アイドルらしいポップなメロディで会場のボルテージを上げていった。

キャスト陣が登場してのオープニングトークでは、圧巻のCGライブコーナーに関する感想が飛び交う。七瀬陸役の小野賢章が「こうやって16人が勢揃いするのは『REUNION』以来、なんと3年ぶり！」とファンに語りかけると、キャスト全員が揃う姿を心待ちにしていたファンから盛大な拍手が巻き起こった。

朗読劇では、楽曲「CROSSOVER ROTATION」ができるまでの秘話を描いたストーリーが展開された。「アイドルサマーフェスティバル」の企画会議を明日に控えた IDOLiSH7のメンバーは、話し合いがスムーズに進行するようにある指針を定めるが……。シナリオは都志見文太の書き下ろしによるもの。16人は息の合った掛け合いを繰り広げ、観客を魅了した。

続いて九条天役の斉藤壮馬と亥清悠役の広瀬裕也の進行による企画コーナー「7th Anniversary PARTY」へ。キャストが2チームに分かれて対戦形式のゲームを行った。ファン感謝祭の恒例企画として人気を博していた「アイナナ シチュエーションボイス」では、今回も珍回答が続出。自分が演じていないアイドルのカードを見て、胸キュンボイスを披露するという企画だが、斉藤の「（アイドルを演じる）本家の方にも披露してもらえればと思います」という発言から、巻き込まれる出演者がさらに増えるいつもの風景も見られた。

これまでの「アイドリッシュセブン」を振り返るVTRでは、小鳥遊事務所のマネージャー・小鳥遊紡役を演じる佐藤聡美がナレーションを担当。TVアニメ「アイドリッシュセブン」シリーズの名シーンや、過去に開催されたライブ・イベントの映像など、懐かしい映像が流れた。また、広瀬の「アイナナはこれまで音楽の面でもたくさんの展開を見せてきましたよね」という発言を皮切りに始まった「アイナナ音楽クイズ」では、イントロクイズやライブに関するクイズを出題。難易度の高い問題が続出し、キャストを大いに悩ませた。

「びっくりどきどき！ 箱の中身はなんだろな？」のコーナーでは、配信番組「RabbiTube」でアイドルたちがチャレンジした企画にキャストも挑戦。ここで六弥ナギ役の江口拓也と対戦することになった百役の保志総一朗は「体格的に（手が届きづらくて）不利じゃない？」と発言し、笑いを誘う。結果的にいち早く箱の中身に手が届いた江口をはじめ、キャストが一丸となって応援する微笑ましい展開となった。

なお「アイドリッシュセブン 7th Anniversary Event “ONLY ONCE, ONLY 7TH.”」のDAY1および、本日8月21日に行われるDAY2の模様は、配信プラットフォームのStreaming+、Stagecrowd、ABEMAでも視聴可能。DAY1は8月28日23時59分、DAY2は8月29日23時59分までアーカイブ配信される。視聴チケットはイープラス、Stagecrowd、ABEMAの公式サイトで販売中だ。