「チェイサーゲーム」は実在するゲーム制作会社・サイバーコネクトツーを舞台に描かれたお仕事マンガ。原作の松山はサイバーコネクトツーの代表取締役だ。単行本は全7巻が発売されている。
ドラマでは舞台となる会社の社名がサイバーコネクトツーからダイナミックドリームに。ダイナミックドリームで働く主人公・新堂龍也は、入社9年目にして中間管理職のプレイングマネージャーへの昇進を果たす。しかし、やる気に満ちあふれる龍也を待ち受けていたのはひと癖もふた癖もあるメンバーばかりで……。問題は尽きず、理想と現実のギャップに悩み始めた龍也はある決断をする。
龍也役の渡邊は「同僚に振り回されながら、葛藤して成長していく凡人・龍也をご一緒に見守っていただけると嬉しいです」とコメント。松山は「『観ると胃が痛くなるゲーム業界お仕事ドラマ』発進です!」と述べている。なおドラマの撮影には、サイバーコネクトツーの東京スタジオが実際に使用されていることも明かされた。
松山洋(原作者)コメント
「読むと胃がキリキリと痛くなる」とゲーム業界関係者から言われ続けた本作がついに実写ドラマ化です! ドラマ化にあたって私自身も原作者として脚本家・監督と一緒に何度も打ち合わせを重ねた上で作り上げた(最適化された)脚本になったと思います。(舞台となるゲーム会社の社名はCC社からDD(ダイナミックドリーム)社に変更されていますが、登場人物の名前はそのままです。)また本ドラマ撮影の際のゲーム会社の風景はサイバーコネクトツー東京スタジオが実際に使用されています。なのでかなりそのまんまリアルなゲーム会社の現場の姿が映し出されていることになります。
制作スタッフの皆さんと一緒に作り上げてきたドラマがついに放送です。ゲーム業界に対するなんの予備知識が無くてもゼロから楽しめる「お仕事ドラマ」になっていると思いますのでぜひ楽しんでください。
「観ると胃が痛くなるゲーム業界お仕事ドラマ」発進です!
渡邊圭祐(新堂龍也役)コメント
新堂龍也を演じさせていただきました渡邊です。とてつもなくゲーム開発会社のリアルに寄り添っているであろう原作の実写ということで、心は躍りましたが現実味のある物語だからこそワクワクする展開は多くはないかもしれません。ただ、リアリティ溢れる物語な分、たくさんの個性あふれるキャラクターの皆様が彩ってくださっています。そんな同僚に振り回されながら、葛藤して成長していく凡人・龍也をご一緒に見守っていただけると嬉しいです。
太田勇(監督・脚本・プロデューサー)コメント
とにかく「生々しい」お話です。お仕事モノドラマというと、ある日突然社長になっちゃったり、社内でクーデターが起きたりと、話が大きくなりがちですが、このドラマは真逆です。30歳のちょっと遅れて管理職になった一人の若者が、サボり癖のある年上の部下に手を焼いたり、やる気のない若手社員に悩まされたり、取引先のハラスメントに悪戦苦闘する日々を描いた話です。舞台はエンタメ業界ですが、どの職場でも似たようなことは毎日起こっていると思います。
第3話では、トランスジェンダーのインターン生の話をテーマにしていますが、実際のトランスジェンダーの方に演じて頂いています。その方に脚本監修にも入って頂き、何度も意見交換をしました。ゲーム業界のリアルに関しては松山社長と何度もミーティングをさせて頂きました。全話通じて、リアリティのある話になっていると思います。
主演の渡邊圭祐君は、以前別の現場で一緒になったのですが、キラキラとした見た目とは裏腹にとにかく普通の感覚を持っている方で、ずっと気になる存在でした。主人公・龍也は凡人です。そんな龍也を渡邊君であれば、自分ごとに置き換えて演じてもらえると思い、オファーさせて頂きました。
木ドラ24「チェイサーゲーム」
放送情報
テレビ東京ほか:2022年9月8日(木)より、毎週木曜24:30~25:00
BSテレ東、BSテレ東4K:2022年9月13日(火)より、毎週火曜24:00~24:30
配信情報
ネットもテレ東、TVer、GYAO!
スタッフ
原作:原作・
監督:太田勇(テレビ東京)、山口将幸、満岡克弥
脚本:アサダアツシ、太田勇(テレビ東京)
プロデューサー太田勇(テレビ東京)、柴原祐一
制作:テレビ東京、株式会社ダブ
製作著作:「チェイサーゲーム」製作委員会
キャスト
新堂龍也:
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原作:松山洋+松島幸太朗『チェイサーゲーム』KADOKAWA