文化庁主催のイベントサイト「MAGMA sessions」のコンテンツが、2月16日から順次公開される。
「MAGMA sessions」はマンガ、アニメーション、ゲーム、メディアアートのメディア芸術4分野のそれぞれのアーカイブの現状を知り、これからを考えるイベントサイト。文化庁では、令和3年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業の取り組みの一環として、メディア芸術作品のアーカイブ化を支援している。
“日本特撮”作品をアーカイブ化する取り組み紹介が2月16日に公開されることを皮切りに、2月22日には同整備推進事業の成果を報告するライブ配信を実施。3月4日に「マンガアーカイブの軌跡とこれからの課題」と題した京都精華大学のマンガ学部教授・吉村和真氏のインタビュー、「アニメーション分野におけるデータベースの必要性と可能性」をテーマにした日本アニメーター演出協会の事務局長・大坪英之氏のインタビューなどが公開される。さらに「メタバース、NFTアート、オンライン上映-コロナ禍を経たリアル・バーチャル展示とアーカイブの活用」を語るトークセッションも。今後のプログラムの公開日・登壇者は2月25日に発表される。
「MAGMA sessions」第1弾プログラム
「日本特撮アーカイブ」の取り組みについて
公開日:2022年2月16日(水)13:00
登壇者:河合隆平(森ビル)
令和3年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業 報告会
配信日:2022年2月22日(火)13:00~16:30
「マンガアーカイブの軌跡とこれからの課題-時代の変遷と共に高まるアーカイブへの期待」
公開日:2022年3月4日(金)13:00
登壇者:吉村和真(京都精華大学マンガ学部教授、専務理事)
「アニメーション分野におけるデータベースの必要性と可能性-制作者の功績を遺して文化を繋ぐ」
公開日:2022年3月4日(金)13:00
登壇者:大坪英之(一般社団法人日本アニメーター演出協会事務局長、NPO法人アニメ特撮アーカイブ機構)
「ゲームアーカイブは歌舞伎にならう-技術とともに進化するコンテンツを保存するために」
公開日:2022年3月4日(金)13:00
登壇者:細井浩一(立命館大学映像学部教授、立命館大学アート・リサーチセンター長)
「メディアアートアーカイブへの挑戦-作家による『設計図』が、作品の再現性を高めていく」
公開日:2022年3月4日(金)13:00
登壇者:関口敦仁(愛知県立芸術大学美術学部教授、芸術資料館長)
「メタバース、NFTアート、オンライン上映-コロナ禍を経たリアル・バーチャル展示とアーカイブの活用」
公開日:2022年3月4日(金)13:00
登壇者:芦川朋子(WAITINGROOM オーナー・ディレクター)、岡本美津子(東京藝術大学副学長、大学院映像研究科教授)、中村太一(Anique Inc CEO)
あこたかゆき @ta_niiyan
マンガやアニメのアーカイブを考える「MAGMA sessions」でインタビュー順次公開 https://t.co/MLpcnAedTt