吉田戦車×榎本俊二「育児」テーマ対談でにっこりパパの顔

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吉田戦車榎本俊二によるトークイベントとサイン会が、2月5日に青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山にて開催された。

顔を合わせるのは数年ぶりというふたりだが、終始息の合ったトークで楽しませてくれた。左から吉田戦車、榎本俊二。

顔を合わせるのは数年ぶりというふたりだが、終始息の合ったトークで楽しませてくれた。左から吉田戦車、榎本俊二。

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これは吉田の初絵本「あかちゃん もってる」と榎本の新刊「ジロバッグ」の発売を記念したもの。両者とも育児に熱心なマンガ界きっての「イクメン」だけに、育児をテーマにしたトークを存分に繰り広げた。

会場には子連れで訪れた夫婦の姿も多く、和やかなムードの中、ふたりが入場。榎本が「お子さんがいらっしゃる方はどれくらいいるんでしょう」と問いかけると、3分の1ほどの参加者が挙手。

トークが始まると、榎本は敏腕司会者のごとく次々に吉田に話題を投げかける。普段めったに人前に出ない吉田が今回のイベント出演を受諾したことにとても驚いたという榎本は、「吉田さんをここまで変えるなんて、赤ちゃんの力はすごいんだな~と思いました」としみじみ。

吉田は今回初めての絵本を執筆するにあたり「依頼があった当初は、マンガ家が片手間にやるのは絵本作家に失礼だと思っていた」が、子供が生まれ実際に絵本の読み聞かせをしていたところ「ストーリーがなくとも意外と何でもありなんだとわかり、執筆を決意した」と経緯を説明。子供たちにどう受けとめられるか不安な気持ちもあったが、刊行後Twitterで我が子に読み聞かせた親から感想が寄せられ、とても励みになったという。

また榎本の「(吉田の妻である)伊藤理佐さんがマンガ界から干されたら育児に専念してもらえるのに、とは考えない?」という質問には、「伊藤理佐という才能は惜しいと思っている。だったら俺が主夫になってもいいかなという気持ち」と回答。リスペクトに満ちた夫婦関係を覗かせた。

また榎本の新刊「ジロバッグ」はフランスのキッズファッション誌・MilK日本版で連載されていたため、榎本は「フランスでブレイクしないかなと思っていたが、まだ誰からも評価は得られていない」と笑いを誘い、ヒット作「榎本俊二のカリスマ育児」については「掲載誌が休刊になってしまったが、ストックネタはあるのでまたどこかでやりたい」と意欲を見せた。

また「この場にいないから言うけど、おおひなたごうからは、あいつ(吉田)は冷たいやつだと言われてる」と言うや否や、ひそかに客席に来ていたおおひなたから「来てるよ!」と声が上がる一幕も。壇上のふたりは驚きの表情を浮かべ、場内は笑いに包まれた。

トークの締めにイクメンとしての心得を尋ねられると、吉田は「子供より奥さんを大事にしていれば、大丈夫なんじゃないですか」とコメントした。一方榎本は世の母親たちに対し「男はほっとくと本当に何もやりたがらないから、ある程度首ねっこ掴んで生まれる前から手伝わせる約束を取りつけておいた方がいい」とアドバイス。

笑いの絶えない雰囲気の中、1時間に及ぶ対談は惜しまれつつ終了。終了後はサイン会が行われ、ファンとの交流にふたりは笑顔を見せた。

なお渋谷パルコパート1・ロゴスウィンドウでは、「あかちゃん もってる」の原画展を2月20日まで開催中だ。

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