「劇場版 Free!FS」新たな舞台はシドニー！特報第2弾公開、全12種のムビチケも

「劇場版 Free!-the Final Stroke-」のポスター、特報第2弾、第2弾ムビチケ情報が公開された。

ポスタービジュアルには、プールの中でそれぞれの表情を見せる七瀬遙、松岡凛、桐嶋郁弥に加え、鋭い眼差しが目を引くアルベルト・ヴォーランデルの姿が登場。また橘真琴、山崎宗介、椎名旭、遠野日和らおなじみのキャラクターや、遙のコーチである東龍司、今後の活躍が期待される金城楓、声援を送る後輩たちの姿なども収められた。また特報第2弾では、初公開となる映像が多数切り取られている。

さらに物語のあらすじも明らかとなった。世界を目指す七瀬遙の新たな舞台は、かつて訪れた夢の場所であるシドニー。旅立つ前につかの間の休息を過ごしていたある日、遙は全日本選抜大会で戦ったある選手と偶然対峙し、闘志を見せることとなる。シドニー大会に向けて、それぞれに士気を高めていく選手たち。世界の頂点を競う中で、彼らは何を感じ、何のために泳ぐのか。水と向き合う彼らの熱き戦いが始まる。なお7月30日にはムビチケカードの発売も決定。ムビチケカードは全国の上映劇場および通販サイトにて販売され、全12種からセットで2枚を選ぶことができる。価格は1セット税込3000円。A7サイズの「ぷちチケットホルダー」が付属する。

そのほか「劇場版 Free!-the Final Stroke-」の公式サイトには、監督の河浪栄作によるコメントを掲載。「現実と対峙する日々が続き、フィクションに何が出来るのか、出来たとしてそれは現実に勝てないのではないかと苦悶した事も1度や2度ではありません。その問いへのひとつの回答として、泳ぐ七瀬遙のストロークに我々作り手の気持ちをすべてのせて描きます。遙のひと掻きが誰かの心に小さな波紋を広げられればと切に願います」「遙たちと共に歩み続けた9年間。いつの間にか彼・彼女らの人生が、歩みが、我々制作スタッフの心に宿っています。その温もりを感じながら、大切にひとつひとつ映像を紡いでいます」とファンへのメッセージが寄せられた。またスタッフ情報も公開され、河浪監督が構成・脚本、横谷昌宏が脚本協力を手がけることも明かされた。

京都アニメーションが制作する「劇場版 Free!-the Final Stroke-」は前編が9月17日、後編が2022年4月22日に公開。なおTVシリーズ第3期となる「Free!-Dive to the Future-」はTOKYO MX、BS11で再放送中だ。

河浪栄作監督コメント

やっと、こうして作品を公開出来るところまで漕ぎつけました。
ここまで尽力してくださった全ての方々に感謝いたします。
ありがとうございました。

様々な状況の下、当初映像としてどう形に出来るのか想像出来ず、暗中模索の創作を続けていました。
1本の映画にまとめる案もある中、最終的に前編・後編での公開に至りました。
現実と対峙する日々が続き、フィクションに何が出来るのか、出来たとしてそれは現実に勝てないのではないかと苦悶した事も1度や2度ではありません。
その問いへのひとつの回答として、泳ぐ七瀬遙のストロークに我々作り手の気持ちをすべてのせて描きます。遙のひと掻きが誰かの心に小さな波紋を広げられればと切に願います。
遙たちと共に歩み続けた9年間。
いつの間にか彼・彼女らの人生が、歩みが、我々制作スタッフの心に宿っています。
その温もりを感じながら、大切にひとつひとつ映像を紡いでいます。
遙たちが泳いだ先に、何があるのか。そこで何を見るのか。
また躍動する彼らに会えるのが僕たちも楽しみです。
それでは、劇場で。

監督
河浪栄作