「あるはずさ、胸の奥に、心のパンが。」は、パンと人間を巡る5つの短編を収録した“一冊まるごとパン”作品集。頭がパンで身体が人間のパン人間として生まれ、父と同じパンとしての道を歩むことに誇りを抱きながらも他者と違う自分に苦悩する主人公を描いた「有頭パン」をはじめ、パンである父と人間の母が結婚したなれそめを題材とした描き下ろし作品「なれそめパン」、拾ったパンをペットとして飼う「パンのいる家族の風景」、空に浮かぶクロワッサンを食べる夢を見て目覚めると世界から月がなくなっていた「クロワッサンインザスカイ」、1カ月に1週間だけ体からパンが出てくる体質の女性を題材にした「パン派」が掲載され、コモンオムがパンのマンガを描くに至ったかを振り返るエッセイも収められている。
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はやし て @thysh
書店で見かけて衝撃を受けたタイトル。 https://t.co/orZfOdrYBM でも、よく考えてみたら国民的タイトルで、パン人間はあるな。