劇場版「モンスト」上映会、満身創痍のアフレコに日笠陽子「奈々さんの音圧が…」

劇場アニメ「モンスターストライク THE MOVIE ルシファー 絶望の夜明け」のオンライン試写会が本日6月13日に行われ、ルシファー役の日笠陽子、アーサー役の水樹奈々、主題歌を担当するオーイシマサヨシがリモートで出演した。

「モンスターストライク THE MOVIE ルシファー 絶望の夜明け」はゲームアプリ「モンスターストライク」を題材とした劇場アニメ第3弾。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、6月から11月に公開が延期されている。本日の試写会では、映画の本編をダイジェスト編集した「ルシファー絶望の夜明け～スペシャル編集版～」前編が配信された。

上映の前には日笠、水樹、オーイシ、司会のりえっくすによるトークを展開。映画のタイトルにもなっている本作の主人公・ルシファーを演じた日笠は、映画の見どころについて「ルシファーの活躍というよりは、アーサーたちと激突するシーンですね。かなり熱が入ってます」とコメント。そんなアーサー役を演じた水樹は「やっぱり2人のバトルは必見だと思います。アフレコも大変なことになってまして、ボロボロで収録していました（笑）。みんな満身創痍の中で、差し入れで焼肉弁当をもらって『よっしゃー！』って」と、収録を振り返る。また日笠に「奈々さんの音圧がすごくて。普通に怖かった（笑）」と言われ、「やめてよ！（笑）」と笑顔を浮かべながらツッコミを入れる、息の合った姿も見せた。

さらに好きなキャラクターについての質問に対し、日笠が「劇場版を経て、オラゴンのことが好きになりました。やっぱりもうひとりの主人公だなって思います」と答えると、水樹も「わかる！ 一緒一緒、超かわいい。劇場版ではオラゴンが活躍するシーンがあるので注目してほしいですね」と同意する。一方、オーイシが「僕はメガネキャラとして好きなのはベルセブブですね。あの知的なメガネがほしいです」と述べると、日笠から「細長いのに変えればいいんじゃないですか？」と適当にコメントを返されていた。

「ルシファー絶望の夜明け～スペシャル編集版～」前編の上演後、再び姿を表した4人。日笠は「面白いコメントを用意してたんですけど、言えないぐらい入り込んじゃいましたね」と語ると、水樹も「（ダイジェストのため）ナレーションになっているシーンがあったと思うんですけど、そこにもいろいろあって……それがまたいいんです。ぜひ劇場で通して観てほしいなと改めて思いました」と述べた。また完成した作品を観たのは初めてだったというオーイシは「めちゃくちゃエキサイティング。内容が分かっててもウルっと来ました。ただ、まだ主題歌流れてないですから。ここからドラマティックな展開が待ってますから、それも楽しみにしてくれたらなと」と主題歌をアピールした。

最後の挨拶で水樹は「イベントが開催できなかったり、楽しみにしていた作品が延期になったりと暗いニュースが続く中、こういった上映会ができてとてもうれしかったです。映画館でじっくり自分の世界に入って観るのもいいですが、皆さんのコメントを観ながらというのも新しい楽しみ方で、貴重な経験でした」とコメント。そして日笠は「前編の結末の続きが気になると思うんですが、明日の後編をご覧いただいて。そして今回のダイジェストでは、核心に触れる部分や肝になるシーンは入ってませんので（笑）、そこは劇場でちゃんと観てもらいたいです」と語り、本日のイベントを締めくくった。