アニメ映画「音楽」原画展を開催、上映劇場わずか3館ながら観客動員数1万人を突破

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大橋裕之原作によるアニメ映画「音楽」の原画展が、2月13日から17日にかけて、東京・代々木上原のhakogalleryで行われる。

「アニメーション映画『音楽』原画展」の告知ビジュアル。

「アニメーション映画『音楽』原画展」の告知ビジュアル。

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会場では原画の展示・販売を行うほか、オリジナルパーカー、スウェット、Tシャツを販売。14日には「音楽」の劇中曲を担当している黒岡まさひろ、伴瀬朝彦、GALAXIEDEADが出演するライブイベントも行われる。また15日には「岩井澤健治アニメーション作品短編集」の上映会を実施。「音楽」のメイキング映像、「音楽」と同様に大橋の短編マンガを原作としたアニメーション作品「山」も上映される。詳細は公式サイトで確認を。

岩井澤健治監督によるイラスト。

岩井澤健治監督によるイラスト。[拡大]

1月11日に封切られた映画「音楽」は、上映劇場わずか3館ながら、公開から3週間足らずで観客動員数1万人を突破。この結果を受けて、岩井澤健治監督のイラストと、東京・新宿武蔵野館の編成担当である西島新氏のコメントも到着した。

新宿武蔵野館編成担当・西島新氏コメント

最初に1日6回上映を決めた時、本編尺が71分と短いこともあり回数は取りやすかったのですが、正直なところ「流石に6回は多いのでは…」と思いました。ですが、劇場のみで納品した前売り券600枚がすべて完売。前売券はここ最近ですと100枚売れると相当期待感を持つ感覚なので、600枚完売という言い知れぬ勢いを無視出来ず、6回上映に踏み切りました。

いざ公開が始まると、リニューアルオープン後の初日・初週の新記録達成、それを受けての系列館シネマカリテでの拡大公開、また全国で3館のみの公開にも関わらず3週間足らずで動員数一万人を突破しました。岩井澤監督の約7年半の想いと、それが詰まった“作品の力”を改めて痛感しています。

場内では自然と笑いが起きたり、稀ですがエンドロール後に拍手が起こることもあります。客層も当初から幅広かったのですが、日に日により広がっている印象です。時折お父さんやお母さんが幼稚園~小学生位のお子さんを連れていらっしゃる姿も目にします。

そして、パンフレットも、過去の最高記録が上映期間中一杯の約1~2か月で1,800部強でしたが、『音楽』は公開2週間弱で1,500部以上売れましたので、こちらの記録更新も間違いないです。非常に内容も濃く100Pもあるのに価格は1,000円。ここにも監督の想いが濃縮・凝縮されていると感じますので、記録的な売れ行きにも納得と感服です。

リニューアル以降での一興行としての新記録も見えて参りましたので、是非達成してもらいたいです。

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アニメーション映画『音楽』原画展

日程:2020年2月13日(木)~2月17日(月)
時間:12:00~21:00
会場:東京都 代々木上原 hako gallery

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