フィーヤンに渡辺ペコ別冊付録。雁須磨子、村上かつらも

本日7月8日に発売されたフィール・ヤング8月号（祥伝社）には、渡辺ペコの読み切り「かめをまたぐ」が別冊付録として封入されている。「かめをまたぐ」は2004年にYOUNG YOU COLORS（集英社）にて発表された単行本未収録の作品。今回、大幅に加筆修正を加え収録された。

今号はほかにも読み切り作品が充実。雁須磨子が新婚夫婦のED問題を描く「右足と左足のあいだ」や、女性誌初登場となる村上かつらの「birthday」のほか、ヤマシタトモコの「いつかあなたの不思議のおっぱい」も掲載。またヤマシタの単行本「HER」発売を記念して、彼女とオリエンタルラジオ・中田敦彦の対談もたっぷり4ページ収録されている。

さらに小池田マヤの家政婦シリーズ最新作「ラ・メゾン・イヤサカ」の短期集中連載もスタート。今回、家政婦の里は、マンガ家やイラストレーター5人が同居する家へ赴く。ほかにも安彦麻理絵が22歳の編集者と34歳の小説家ふたりのそれぞれの恋を描いた新連載「きのう、きょう、あたし」もスタートした。

また今号では創刊19周年を記念して、西村しのぶ、いくえみ綾、おかざき真里の複製原画を各3名にプレゼントしている。複製原画は直筆サインとシリアルナンバー入り。さらに毎回ゲストの本棚を紹介するリレー連載「私の本棚」がスタートした。第1回のゲストにはジョージ朝倉が登場。またマンガ家のごはん事情を紹介する「漫画家ごはん日誌」では、河内遙が自身の修羅場メシを紹介した。

なお8月7日に発売される次号フィール・ヤング9月号では、野口ともこの新連載「1ダース11（仮）」と山崎童々の新連載「シリカゲル（仮）」がスタートする。