19世紀イギリス、逆境の中で小説家を目指す女性描く新連載「カイニスの金の鳥」

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秦和生による新連載「カイニスの金の鳥」が、Webサイトのマトグロッソ(イースト・プレス)でスタートした。

「カイニスの金の鳥」ビジュアル

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「カイニスの金の鳥」第1話より。

「カイニスの金の鳥」第1話より。[拡大]

「カイニスの金の鳥」は、女性の立場が弱かった19世紀イギリスで作家となることを夢見た女性リア・ボイドの物語。リアは自分が書いた小説を大人に見せても「子どもの遊び」とまともに取り合ってもらえず、同じものを架空の従兄弟・アランが書いたと見せれば「よく書けている」と褒められる。それは実は自分が書いたと告白しても「女の子がこんな文 書けるわけない」と信じてもらえず、世間の「女は男より劣っている」という思い込みに彼女は絶望。第1話では、自分を認めさせるため、リアが大胆な計画を立て実行に移す様子を描く。

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