10年ぶりのTVドラマ出演となった宮野は「すごく緊張しました。でも天音くんがかわいい顔をするから、それを近くで見たら緊張がほぐれて(笑)。その後は天音くんとこの時間を楽しめたらいいな、天音くんが楽しんでくれたらいいなと思って、アドリブをちょいちょい挟んだりしました」とコメント。これに岡山が「全然ちょいちょいじゃないですよ、一発目のシーンから宮野さんのアドリブが終わるのを待つ時間があって(笑)」とツッコむと、宮野は「監督がカットをかけないんですよ!」と弁解した。
アドリブの内容については、宮野が「ドラクエ大好きなので、ドラクエ用語をうまいこと入れられたらなと思って。たとえば『ドラゴンクエストV』で一番最初に仲間になる“くさったしたい”の名前はスミスと言うんですけど、それを使ってみたり……」と説明。MCが「第1話に登場したアレ、アドリブだったんですか?」と驚くと、宮野のドラクエ愛に会場から拍手が巻き起こる。記者から「ドラマ出演の喜びを、ドラクエの呪文で表すとしたら?」と尋ねられると、宮野は「バイキルトですね。宮野が2倍になってます!」と回答した。
宮野の撮影期間は、2日だけととても短かったそう。宮野が「そんな中でも天音くんとは仲良くなれたんじゃないかなと思っています。終わってからもどうやら、『マモに会えなくてさみしい』と言ってくれていたそうで……」とトークを振ると、岡山は「そうなんです(笑)。宮野さんがオールアップしちゃってから、『マモさんはいま何してるかな』が口癖になっちゃって。家に帰ってからも、YouTubeでマモさんの動画を観たりしていました」と応酬。本田も岡山が、現場で“マモロス”だと繰り返しこぼしていたことを明かした。
本田は自身が演じたみやこを「似ているところが多い」と述べ、「自分は『ゲームをやってそう』とあまり言われないタイプだったんですが、みやこも同じなんです。だからお芝居をしていくうえでも共感できることが多かったです」とコメント。また「ドラクエがもともと大好きで、金田一先生の作品も以前から大好きで。その2つがコラボした作品のドラマに出られたということは、本当に幸せでした」と笑顔で語った。
発表会では本作にちなみ、オンラインゲーム「ドラゴンクエストX」を使った企画も。岡山・宮野・芦名の3人が、本田が操作しているキャラクターをゲーム上のコミュニケーションのみで当てるというもので、3人は「一日にゲームは何時間やりますか?」「天音くんのことどう思う?」などと質問して盛り上がる。だが本田の操作していたキャラクターは「あまりにゲームを使いこなしすぎ」「ゲームのスタッフの人では」と予想されてしまい、3人は正解を当てることができなかった。
ゲーム後にはサプライズゲストとして筧美和子が登場。筧は本田について「ゲームをやっているシーンが結構あったんですけど、ゲームに慣れている感じがすごくて(笑)。みやこみたいな女性、リアルに存在するんだなって思いました」と共演した印象を話す。自身の役については「破天荒で、姉御肌な感じ」としながら、「人として興味はあるんですけど、いざ自分がやるとなると、生きているリズムが違うというか……難しくて」と苦労を吐露。また宮野との共演シーンを振り返り、「『ヤバい!ここにも爆発的な人がいる!』と思って、『負けてられない!』と刺激をもらいました」と話した。
岡山は最後に、「とてもポップでかわいらしいドラマになっていると思います。たくみがみやこさんに抱いていたような、“自分とは関わらない人種だ”と勝手にジャンル分けして敬遠してしまっていた人と、少しずつ理解し合っていく、その過程の美しさみたいな部分も表現できればと思って、精一杯演じました。そういうところも楽しみにしていただけたらと思います」と挨拶。本田は「深夜の放送ではあるんですが、疲れた心を癒してくれる作品だと思うので、ゆっくり観てもらえたらと思います」とメッセージを送った。
「ゆうべはお楽しみでしたね」は「ドラゴンクエストX」を通じて知り合ったギャル系女子のみやこ、奥手男子のたくみという2人が、現実世界でルームシェアを始めるラブコメディ。ドラマはMBSにて2019年1月6日より、TBSにて1月8日よりオンエアされる。
ドラマイズム「ゆうべはお楽しみでしたね」
放送情報
MBS:2019年1月6日より毎週日曜24:50~ ※初回は25:20~
TBS:2019年1月8日より毎週火曜25:28~ ※初回は25:53~
CBC:2019年1月31日より毎週木曜25:29~
HBC:2019年1月14日より毎週月曜25:27~
ほか
スタッフ
原作:
監督:田口清隆
脚本:吹原幸太
制作:ダブル・フィールド
製作:「ゆうたの」製作委員会・MBS
キャスト
おかもとみやこ(ゴロー♂):
さつきたくみ(パウダー♀):
大仁田:
あやの:
外山:ゆうたろう
れいな:あの(ゆるめるモ!)
タカシ:稲葉友
栗山:
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