映画「ごっこ」舞台挨拶、監督の熊澤尚人「小路啓之先生にご報告したい」

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小路啓之原作による映画「ごっこ」の初日舞台挨拶が、本日10月20日に東京・ユーロスペースにて開催された。

「ごっこ」初日舞台挨拶の様子。

「ごっこ」初日舞台挨拶の様子。

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千原ジュニア

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大阪の寂れた帽子店で仲むつまじく暮らす40歳目前のニート・城宮を千原ジュニアが、5歳の少女・ヨヨ子を平尾菜々花が演じる本作。舞台挨拶にはキャストの千原、平尾に加え、主題歌を担当したindigo la Endの川谷絵音、監督の熊澤尚人が登壇した。撮影は2015年から2016年にかけて行われ、千原は「奇しくも川谷くんが世間を騒がせているときで、どっちもこっちも大変やなと思いながら撮影したのを覚えてます」と冗談交じりに当時を振り返った。

左から千原ジュニア、平尾菜々花。

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台本を読んで千原は「(ヨヨ子役を演じる)女の子によって大きく変わるだろうなと思いました。誰がやるのかと思っていたけど、菜々花ちゃんはばっちりで。完全に、ただの天才です」と平尾の演技を絶賛。平尾は「天才とかではないんですけど……」と小声で恐縮しつつ、「千原さんがたくさんお話してくださったので、リラックスして演じられました」と答える。監督の熊澤も「寒い時期にタイトなスケジュールで撮影したので死ぬかと思いましたが、ジュニアさんがあったかいスープを差し入れてくださって、スタッフは大喜びでした」と千原の気遣いに触れた。

川谷絵音

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熊澤はキャスティングについて「ジュニアさん以外ありえないと思いました」とコメント。また千原と同様にヨヨ子役によって映画が大きく変わってくると述べ、「100人以上オーディションをして、“天才”を選びました。(平尾は)子役じゃなくて女優さんだったんです」と明かした。主題歌「ほころびごっこ」を制作した川谷は本作について「最初は『めっちゃ暗いな』と思ったけど、どんどん2人の演技に引き込まれて。早く曲を作りたいと思いました」と初めて観たときの感想を振り返る。千原も「1回聞いただけでインプットされる曲って、素晴らしいんだろうなと思いました」とコメントした。

監督の熊澤尚人。

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そして本日10月20日が原作者・小路啓之の命日であることに触れ、熊澤は「この映画がお蔵入りになるかもしれない状況の中で先生が亡くなってしまったので、こうしてお客さんに観てもらえるようになったことを先生にご報告したいと思います」と語る。千原も「原作者の奥さんから『旦那が喜んでいると思います』というお言葉をいただけたので、やった甲斐があったなと思っています。いろんな方に伝えていただけたら」と述べ、舞台挨拶を締めくくった。

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