「モブサイコ100」は、普段は目立たず不器用な性格ながら、強大な力を持つ超能力少年のモブこと影山茂夫を主人公に描かれる“サイキック青春グラフィティ”。自称霊能力者の霊幻新隆に雇われぼんやりと毎日を過ごしていたモブは、やがて「自分がやりたいことはなんなのか」と考え始める。舞台上にはゆるやかな傾斜のついた台が配置されており、その上を縦横無尽に駆け回る役者たちがギャグを連発。そして終盤では映像を交えた迫力たっぷりのバトルも展開されていく。
囲み取材にはモブこと影山茂夫役の伊藤節生、霊幻新隆役の
馬場は「超能力が題材の作品ですが、只今21世紀ということで、技術の結晶である映像と舞台のコラボレーションだったり、原始的な見せ方だったり、超能力をいろいろなアプローチで表現している。ぜひいろんな超能力を楽しんでいただけたら、うれしい限りかなと思う所存でございます」とかしこまった口調でアピール。河原田は「次に何が起きるかわからない作品だからいろんな笑いがあるんですが、一番何が起きるかわからなくて、次に何するかわからないのはモブ。原作を知らない方は楽しく追っていただけるし、原作を知ってる人は『この作品をこういうふうに舞台化したんだ』って楽しめると思う」と語った。
松本は「もちろんギャグも見どころなんですが、バトルシーンもあるんですよね、迫力ある映像を使って戦ってるのでぜひ注目してほしい」とコメント。松本はモブの弟役という役どころだが、木戸が「僕と良馬くんとせっちゃん(伊藤)とター(河原田)は割と出てくるんですが、岳はあんまり出番がないからね」と松本をイジり、松本は「ちょっと待て、出てるから!一番重要だから」と必死の訴え。さらに木戸は「(松本は)出てるか出てないかわかんないレベルなので、見逃さないでください!」と続け、笑いを誘った。
最後に観客へのメッセージを求められると、馬場は「原作の良さや面白さがぎゅぎゅっと詰まってる2時間になってるので、1回では目が足りないくらいろんなことがいろんな場所で起きている。何回も何回も観て、『モブサイコ100』の世界に浸ってください!」、河原田は「川尻(恵太)さんの演出は、おもちゃ箱をひっくり返したようないろんなものが出てくるし、子供らしいアイディアも組み込まれていて。いい大人が一生懸命真面目にふざけているのが僕はカッコいいと思う。子供心を忘れずに、千秋楽までしっかりやっていきたい」と笑顔で語る。
また松本は「2018年一発目、たくさん笑いどころがある舞台なので、笑って楽しい幸せな気持ちになってほしいな」、木戸は「モブの感情を100%にするために精一杯がんばっていきますので、観に来てくれたお客様の感情も、楽しかったという気持ち100%にするつもりで。その自信も100%ありますので、ぜひ遊びに来ていただけたら!」と綺麗にまとめ、共演者たちから「おー!」と感嘆の声を浴びた。
最後に伊藤が「僕にとって『モブサイコ100』という作品は人生を変えてくれた作品」と、本作への思い入れを吐露。「アニメもそうでしたけど、この舞台にも僕の人生を懸けて、伊藤節生100%、120%……いや、?%(はてなパーセント)でがんばりますので、ぜひ最後までよろしくお願いします!」と意気込みを見せた。
舞台「モブサイコ100」は1月14日まで、東京・天王洲銀河劇場にて上演。Blu-ray、DVDの発売も決定しており、5月16日にリリースされる。なお1月18日より、Netflixとテレビ東京がタッグを組むドラマ枠「木ドラ25」にて実写ドラマ「モブサイコ100」がオンエアされる。
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舞台「モブサイコ100」
日程:2018年1月6日(土)~14日(日)
会場:東京・天王洲 銀河劇場
料金:プレミアムチケット1万800円、一般席7800円
スタッフ
原作:
脚本・演出:
舞台音楽:あらいふとし+ミヤジマジュン
ステージング・振付:竹森徳芳
美術:中根聡子
照明:大波多秀起
音響:藤森直樹、関恵理子
映像:横山翼、小野奈津江
衣裳:ヨシダミホ
ヘアメイク:福岡亜樹
特殊小道具:林屋陽二
演出助手:井口綾子
舞台監督:田中翼
制作進行:麻田幹太
デザイナー:TRMN
写真:間仲宇
キャスト
影山茂夫:伊藤節生
花沢輝気:
影山律:
鬼瓦天牙:
徳川光:
暗田トメ:
米里イチ:末永みゆ
郷田武蔵:
エクボ:
霊幻新隆:
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- 舞台『モブサイコ100』2018年1月 天王洲 銀河劇場上演
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ibara @ibara4275
面白かったー♪
見切れ席だったのが残念。
DVDを待とうかな。
https://t.co/YbvggNK04c