青森の美術館でコラボ展。岡崎京子、ロビン西が美術作品に

12月12日より青森県立美術館と十和田市現代美術館で行われる展覧会「ラブラブショー」に、岡崎京子とロビン西の作品が出展される。

この「ラブラブショー」の展示テーマは「出会い」。マンガ家や建築家、写真家などさまざまなジャンルで活躍する作家同士がコラボレーションし、展示空間そのものをキャンバスに見立てたインスタレーションで構成される展示会だ。

映像作家の伊藤隆介は、岡崎の作品の世界観をイメージして映像作品を製作。また展示室には岡崎の旧作の原画17点が展示され、展示室全体で岡崎の作品世界を演出するとのこと。

一方のロビンは、立体造形作家のKIMURAとコラボレーション。ロビンが描いた機械をKIMURAが実際に立体化した作品や、ロビンの原画、イラストが展示される。

展示期間中は、会場となる2館をつなぐシャトルバスが無料で運行される。また12月12日にロビン原作の映画「マインド・ゲーム」の上映会も行われるなど、関連イベントも多数開催。詳細は会場公式サイトをチェックしてほしい。

ラブラブショー

期間：2009年12月12日（土）～2010年2月14日（日）
会場：青森県立美術館
時間：9:30～17:00（入場は16:30まで）
入場料：一般900円　高大生700円　小中生300円
出展作家：鈴木理策（写真家）×遠山裕崇（美術家）、種村季弘（ドイツ文学者） × 桑原弘明（美術家）× 山吉由利子（人形作家）、岡崎京子（マンガ家）×伊藤隆介（映像作家）、曽我部恵一（音楽家）× 奥村雄樹（美術家）、立石大河亞（美術家）×松村泰三（美術家）、斎藤義重（美術家）×菊地敦己（デザイナー）

会場：十和田市現代美術館
時間：9:30～17:00（入場は16:30まで）
入場料：300円（高校生以下無料）
出展作家：ロビン西（マンガ家）×KIMURA（立体造形作家）、吉田初三郎（鳥瞰図絵師）×秋山さやか（美術家）