夜神月とLとの対決から10年後を舞台に、
昨日10月28日に、「金曜ロードSHOW!」にて放送された「デスノート 逆襲の天才」を観たという東出は「『逆襲の天才』を観て、プレッシャーがあったんだと昨日家で痛感しました。ただ、こうやって初日を迎えられて、映画を観終わった皆さんが笑顔でこっちを向いてくださって、やっと肩の荷が下りた気がします」と心情を吐露。佐藤監督も「10年前にヒットした映画の、その10年後を描くという、非常に大変な映画だった。私たちなりに、今に生きる『デスノート』を作れたと思う」と重圧を克服しながら制作に取り組んだことを明かした。
続いてMCからキャストに「この3人(東出、池松、菅田)の中で誰かになるとしたら?」と質問が飛ぶ。東出は「池松くんになってみたい。色気がすごいじゃないですか。池松くんになって外とか飲みに行ったら……これよくないな!」と自らツッコミ。当の池松は「僕はあんまり外に出ないですけどねえ」とのんびりと語り、「撮影中は東出くんとホテルの部屋でよく飲んでましたね」と撮影時のエピソードを披露する。東出は「夜になるとみんな緊張感から解き放たれて、いい年齢の先輩が僕の部屋ででんぐり返りしたこともあったんです」と観客の笑いを誘った。
イベントの締めくくりの挨拶では、感極まった様子の東出が「うーん……何から話そうか……」と言葉に詰まる場面も。「前作を超えるというのは難しい、というか話が全然違うんですけど。偉大な先輩方の、偉大な金子(修介)監督の誇りや覚悟を受け継いで、さらに力を増してスクリーンの中に存在しないとと思って、みんながんばって撮りました。ただ、僕らががんばっているか否かなんて、正直どうでもよくて。映画として面白いか面白くないかだと思うので」と胸中を明かしていく。「(ストーリーは)裏切りに次ぐ裏切りで、お客様は映画の帰りに『あれはどういうことだったんだろう?』って友達と話し合うと思うんです。それってまさしく『デスノート』だなって僕は思っていて。2回、3回と観たときに、お芝居の雰囲気やその裏にあるものも違って見えると思う」と作品を紐解いていく楽しさを語り、「本当に本当に僕らはやるしかないって中で戦ったんですけど、今日これだけのお客様が観に来てくださって、うれしく思います」と結んだ。
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