「ガンダム THE ORIGIN」第4話の主題歌は森口博子！映像＆ライブのEXPOレポ

「機動戦士ガンダム」シリーズのイベント「ガンダム LIVE EXPO～ジオンの世紀～」が、去る6月12日にパシフィコ横浜国立大ホールにて開催された。

会場には総展示数170点以上にも及ぶ、展示ゾーンが登場。最新作品の制作資料や「ガンダムのミリタリズム」をテーマにした原画、設定などの蔵出し資料が展示され、中には「ファースト」のセル画も。貴重な展示内容に、ファンは開演前からイベントを楽しんでいだ。

オープニング映像とともに、藤村歩演じるミネバ・ザビの語りで始まったイベント。「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のコーナーは、池田秀一演じるシャア・アズナブルの朗読でスタートし、石田匠が「THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア」の主題歌「風よ 0074」を歌い上げる。続けて潘めぐみによるセイラ・マスのモノローグの朗読も行われた。その後は檜山修之演じるシロー・アマダの語りと映像により、「機動戦士ガンダム/第08MS小隊」のパートへ。米倉千尋は同作のオープニングテーマ「嵐の中で輝いて」で会場を盛り上げた。

また「機動戦士ガンダム サンダーボルト」のコーナーでは、監督を務めた松尾衡と音楽を担当した菊地成孔が登場しトークを展開。同作ではジャズを好むイオ・フレミングと、ポップスが好きなダリル・ローレンツという2人のキャラクターが活躍する。松尾と菊地により今作の楽曲を制作するに至った思いなどが語られ、トークの後は劇中でもダリルが聴いていた楽曲「あなたのお相手」が、緑色の着物をまとったICI a.k.a.市川愛によりパフォーマンスされた。

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のPVが上映されたあと、イベントは後半戦へ。大塚明夫演じるアナベル・ガトーの語りとともに展開された「機動戦士ガンダム 0083」のパートでは、MIQが「MEN OF DESTINY」を熱唱する。飛田展男演じるカミーユ・ビダンのモノローグとともに展開された「機動戦士 Zガンダム」のパートでは、白のドレスに身を包んだ森口博子が「水の星へ愛をこめて」を歌唱した。

また池田秀一による「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」のシャア・アズナブル、「機動戦士ガンダムUC」のフル・フロンタルそれぞれの朗読が続くと、ピアノのイントロに乗せてAimerが登場。「RE:I AM」「StarRingChild」の2曲が披露され、会場はその歌声に酔いしれた。

セイラ・マス、シャア・アズナブルの朗読が行われると、イベントも閉幕の時間。池田秀一と潘めぐみのトークが行われる中、再び森口博子が登場すると、ここで今秋公開される「機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜」の主題歌を森口が担当することが発表に。会場は大きな拍手に包まれ、喜びの表情を浮かべた森口は、映画「機動戦士ガンダムF91」のテーマ曲「ETERNAL WIND～ほほえみは光る風の中～」を歌い、観客へ感謝の思いを届けた。最後にステージに出演者が勢揃いすると、出演者と観客は一体となり「ジーク・ジオン！」を合唱。盛り上がりの中イベントは幕を閉じた。

なお太田垣康男原作によるアニメ「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」の上映は、6月25日から7月8日までの2週間限定で全国15館の劇場にて行われる。

またコミックナタリーでは「機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起」の特集を公開中。役柄と同じく、自身も専門学校時代の“同期”である柿原徹也と前野智昭のインタビューのほか、2名のフォトギャラリーを掲載。さらに5月8日に神奈川県民ホールにて行われたプレミア上映会の模様もお届けした。