出版の枠組みを爆破解体？「解体屋ゲン」無料アプリ配信記念トークイベント

星野茂樹原作による石井さだよし「解体屋ゲン」に関するイベントが、4月30日に東京・阿佐ヶ谷ロフトAにて開催される。

週刊漫画TIMES（芳文社）にて連載中の「解体屋ゲン」は、世界を股にかける建築物解体のプロ・ゲンの豪快な活躍を描く物語。600回を超える長期連載でありながら、単行本はコンビニコミックスを含む3冊しか発行されていない。しかし昨年12月には1話から100話までが3カ月限定で読めるアプリがiOSおよびAndroidで配信され、4月22日には101話から200話までが収録されたアプリを配信予定だ。

それを記念した今回のイベントは「コミックスなんていらない!?－『解体屋ゲン』電子出版へ向けて大打ち上げ会－」と題され、星野、石井のほかにアプリの担当者である竹垣利光氏も登壇。「単行本は本当にいらないのか」などをテーマに、作品の未来について語られる。

また作中に登場した重機ロボ・タキジロウのデザイン原案を担当したメカデザイナー・かこいかずひこやシークレットゲストも登場するほか、会場では数量限定でTシャツも販売。ゲンさんTシャツは黒とオレンジの2種、タキジロウTシャツはグレーが用意された。チケットはイープラスにて目下販売中だ。